ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

400万語超え

洋書を読み始めて3年目!
こういうときに備忘録のようなブログは便利で、
私の初読破の洋書は"The Rosie Project"。

最初の1冊目の洋書はこれが読みやすい!というわけでは全くない!
これは選んではいけない部類だと思う…
大学教授たちがでてくるので、学部の話だとか研究の話だとか
そんな英単語知りませんけど!!な単語が溢れていた。
それでも、ぐいぐい引っ張って読ませる面白さがあった。
"The Rosie Project"はイギリスではかなりの認知度で、
「かなり売れたよ!」と本屋さん(イギリス英語圏の)が言うほどで、
それも納得で、イギリスのパルたち、イギリス人の英作文添削の先生も
「あぁ~!僕も読んだ!」という人たちが多くて驚いたほど。
なぜかイギリス人の読書好きな人々は『コーヒーが冷めないうちに』(英語版)も

あちらではすごい売れ行きだったようで、
「読んだ?」と私は何度も聞かれた。
コンビニ人間』も。

どちらも読んだことがある!感想…「私の好みではない」(小声)

今月、読んだ"The Maid's Diary"が私にとっての46冊目の洋書で
この本で400万語を読んだことになる。
(エクセルで読み終えた日や総単語数を記録していた!)

絵本や児童書から読み始めてレベルアップしていく…とか
ORTOxford Reading Tree)をコツコツと…という多読の仕方をする人が多い中、
私は王道を外れていると思う。
本好きの私ではあるけれど、正直きつい!児童書を読むことは。
それが日本語でも無理!だし、英語でも面白くない!となったので
私は私が日本語でも読むだろうような本を読んでいる。
主に、恋愛小説!(和書ではもう恋愛小説は読み飽きた!ほどですが)
恋愛小説は登場人物の心情が追いかけやすく、
(たまに、はい???なこともあるけれど、カルチャーショック…と
思うことにとどめる。)
結末も想定内なことがあり、想像して読みやすい。
推理小説は和書でも読まないので、基本はパスするジャンルだけれど
「面白いよ!」とすすめられて、忘れたころに手を出す。
最後まで読んで「やっぱり面白くなかった!」と思うことが多いけれど
たまに「すごいな!!」と感心したりする。
でも、やっぱり自分がいつも読む本と同じものが洋書でも挑戦しやすいと思う。

読みやすさレベルもなにも気にせず読んでいるので、
私が読んできた本の単語の難易度も不明だけれど、
語彙量は増えているのだろうと思う。わからない単語は減った!
でも、新しく知るイディオムがたくさんある!
最近では…
through 人 under the bus:人を見捨てる
come out of the woodwork:ぞろぞろ出てくる
let me get this straight:話を確認させて

私自身で「多読の効果はコレ!」と気づくレベルにはまだないけれど、
300万語くらいからだろうか、英語を母語とする友人たちから
「英語の文章がすごいよくなってる!」
「英語が自然だ!」「英語学習者にありがちな言い回しがない」
と言われるようになった。
すっごいほめられた期間があり、自分では気づかなかったけれど
かなり変化したらしい。
褒めれば褒めるほど、過去の私の欠点を指摘していることに
彼女たちは気づいていないようだったけれど、私はそっちに凹んだ。
そろいもそろって「前は時制が変だった」というもので…。

1か月に1冊の洋書を読んでいたころ、総単語数分の貯金をすれば
読書をしながら貯金もできる!と思ったものの、諦めた。
月に2冊読めば200,000語(20万円?!)、そんな貯金は無理…と。
400万語を超えたいま、あのときコツコツとやっていれば
いまは400万円か…と思ってしまった。