ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

太秦映画村

ロンドンのパルたち、平日に日本に来たことや
ロンドンのパルの夫が体調不良で寝込んだりと
案内できた場所は少なかった。
それでも我が家のこどもたちもロンドンのパルも楽しみにしていた場所がある。
太秦映画村!

兵庫県ではなく、お隣の京都府までご案内~。
太秦映画村のお化け屋敷は挑戦しなくちゃ!とこどもたちが
ロンドンのパルに力説する。
すごい怖いんだって!と話しているものの、
どうも通じてない、とこどもたちが不思議に思っていることを
ロンドンのパルに聞くと、
日本のお化け屋敷って、アメリカのお化け屋敷( Haunted house)と同じ恐怖。
でも、イギリスのお化けはそんなに怖いイメージがないのよね、と
ロンドンのパルが解説していた。
もちろん悪さをするのもいるんだけれど…。
イギリスのお化けのイメージは日本の座敷童に近いんだと思う、
とこどもたちに話すと納得はしたものの、「日本映画のリングは見たか?」
「日本の貞子は知っているか?」と日本の恐怖というものの恐ろしさについて
話していた。
どうしてもイギリス人に日本の恐怖を体験してほしいらしい。

お化け屋敷は4人1グループということで、
私は3歳の娘ちゃんと待機する!と立候補し、
2グループに分かれて行ってもらった。
残念ながら、こどもたちの期待するほどの恐怖を味わってもらえなかったもよう。

それでも、太秦映画村、忍者と侍の寸劇…コント?を見たり、
新選組みたい~!」とついこどもたちが言うお侍さんがいたり、
「いや、新選組である!!」と言われる…。
寸劇の悪代官が劇場の外ですごくフレンドリーに写真撮影に応じてくれたり、
「良い悪代官や!」と家族全員で言う。
良い悪代官…何度言っても笑ってしまう。

長屋に鍛冶屋があったり(ロンドンのパルが大興奮)
寺子屋があったり(こどもたちが日本の古い塾、と説明。塾なのか?
学校ではないのか???)
太秦映画村にエヴァンゲリオンも(ロンドンのパルの夫は大興奮!)
江戸時代の町並みで長屋がある中、エヴァンゲリオンがあって、
電車が通るのが見える…なんだ、このシュールな世界は!!と
私も混乱しながら満喫。
「メイ、すごい楽しそう!」とロンドンのパルに言われたほど。
いや、この景色、見たことある!
水戸黄門で!時代劇でこの大橋を何度も通っているのを見た!と
大興奮していると、
水戸黄門ではここもここも使われています」とスタッフの人が説明していた。
ということは、黄門さまは全国行脚をしていたと思っていたけれど
(史実によると全国行脚していなかったという事実を知ったときも衝撃的だったけれど)
江戸以前にほぼ京都から出てなかったってことか。。。
黄門さまはあまり歩かれていないことを知ったけれど、
私はいつもの倍、8000歩強を歩いた。
黄門さまより歩いたかも。