ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

今年の目標

新しい年になると、海外のパルたちが必ず聞く。
"Do you have New Year resolutions?"
(新年の抱負は?)

今年の目標って…、大人の目標ってむずかしいわーと
毎年思う。年末になると、また目標を聞かれる時期だ…と
ちょっと憂鬱になるほどよく聞かれる。
今年の目標はないです!と言い続けてきた2021年、
目標ができた。
「洋書を10冊読む」。
"The Rosie Project"が最初に読破した洋書!(去年の11月)

The Rosie Project

いま読んでいるのは"Can You Keep a Secret"

Can You Keep a Secret?: A Novel (English Edition)

面白すぎて1日40~50ページ読んでいるのに終わらない…。
(今243ページ目。全部で364ページある。)
気が付けば5ページほど単語を一度も調べてない!
英語力上がったってこと?と勘違いして
英語力チェックしたら、”Intermediate"(中級)と
変わってなかった。

読みやすい洋書はなにか、人によって違うようで、
日本語でも読んでいるような本が面白い、と。
"Can You Keep a Secret"(私の秘密を守れる?)
ドタバタなラブコメディで
日本語でそんな本を最近、読んでないし、日本語では
読もうともしない本だけれど、
過去に読み飽きるほど読んだので、英語でなら読める。

飛行機の乱気流で死を覚悟した主人公のエマが
隣の乗客、ジャックに各種秘密をぶちまけるところから
ストーリーは始まる。
自分の服のサイズを過少申告していることや、
初体験のこと、上司にしている地味で些細なストレス発散、
そんないろいろをぶちまけた相手が勤務先のグループ会社の
社長だったー!というあるあるな展開。
ベタすぎて日本語だったら、「もう筋は読めた」と読まないくらい
手垢がべっとりついた感じのストーリー。

それでも、随所随所で考えさせられた。
主人公のエマが秘密を暴露した相手、ジャックと
初デートをすることになった。
ジャックはエマの理想のデートの話を覚えていて、
座った瞬間にシャンパンがでてきて、好きなメニューは
roasted pepperで、

roasted peppers


(roasted pepper って、焼きピーマン?!)
デザートは…と彼女の理想通りにしてくれる。
それでも、エマはそのレストランで初めて見たカクテルに
惹かれ、ジャックのホタテ貝に惹かれ…

scallops

(私もホタテ貝のほうが断然いい!)

確かに飛行機で”理想”は語ったけれど、そのときの私は
あのおいしそうなピンクのカクテルの存在を知らなかったのだもの!
とエマがジャックに語る。
理想をすべて知っていても、うまくいかないものなのね…と
読みながら、しみじみ思った。
いわんや、理想を知らない恋人同士が好みを探り、
お互いがぴったりって思うって、むずかしい。
「君に選択肢を与えるべきだった。」というジャックのことばに
久しぶりの恋愛小説だったのでノックダウン…。

"Can You Keep a Secret?"は紙の本で、
"P.S. I Love You"をkindleで読んでいるけれど、
kindleで本をどれだけ読んでも、こどもたちからは
スマホを見ているだけにしか見えないので、
「最近、お母さん、本を読んでないね」と言われた。
こどもたちへの読書アピールには紙の本で読書しなければ。

英語を読む速度、wpm(words per minute)の
私の数値をサイトで計測してみた。
3回ほどやってみたところ、ジャンルにより
ばらつきが多少はあるものの、200~235wpm。
日本語の本に比べると読んでいて遅い気がするけれど、
思ったほど遅くないのかも。ネイティブは平均300だそうです…。
日本語より英語のほうが集中して、しっかり読まざるを得ず
(意味を類推したり、戻って読んだり、単語を調べたり)
読書して疲れる。