ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

今年のベスト3

年の瀬に、私が今年読んだベスト3を発表したい!
からしたいとは思っていたけれど、年間5冊や6冊しか
読んでいないときは言えないわ…と思っていた。
今年は26冊!の洋書を読んだので、ベスト3を発表したい。

3位は"Beach Read"

ちょっと文学的な文章なのでは?といままで読んできた本とは
違うものを感じさせた。
こういう英語が書きたい!と思うような英語だった。
気軽に読める一冊という意味でのBeach Readではないけれど、
面白かった!と海外のパルたちにも紹介し、
彼女たちからも高評価だった。

2位、The Venice Sketchbook

 

寡黙なオールドミスだと思っていた大叔母さんが残したカギ、
その鍵に導かれてベニスに行き…戦争や恋人との激動の大叔母さんの
人生を知ることになる。
どんな人にもすごい人生が隠されているもんだ!!と思う一冊。

1位、The Brilliant Life of Eudora Honeysett

身寄りのいないEudoraはスイスでの安楽死を希望し、
手続きを進めている。手続きが順調な中、隣の家に引っ越してきた
少女との交流を通し、新しい友人や知り合いができていく。
死生観を考えさせられる1冊。
最後の40ページから涙と鼻水が止まらなくなった。
Eudoraの考え方が痛いほどわかるだけにつらい。
高齢者の今では使われない上品そうな英語がでてくる。
読んでいるうちについロンドンのパルに使って、
「そんな英語、いま言わない」と言われたことも。

ハートウォーミングな本に飢餓状態!だと言っているのに
ハートウォーミングな本に全くたどりつけなかった。
もしかして、もはやそんな物語はなくなっているのか?

番外編で、ホラーは好きではないのに、おすすめされて読んだ本。
”The Good sister”

ホラーじゃない、サイコだよ!
何考えてるんだ?!思考回路が読めなさすぎて怖い。
人間不信になる、誰も信じられない、
この本を紹介した人の思考回路も怖いわ!!となった。
半年はホラーもサイコも読みたくない!と決意させた一冊。
サイコやホラーが好きな人はどうぞ。
Gone Girlが好きな人にはお好みの一冊に違いない。

Gone Girl (English Edition)

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