ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

NEW WORD!

言語の学習は終わらない。
知らない単語は山ほどあって、新しい単語を毎日覚えているというのに
新語まで出てくるんだから!

英語の教科書のCDの音声風に。
(最近はCDではなく、教科書にあるQRコードスキャンだけれど!)

Listen! New Word!
'incel'

incel: Involuntary Celibate(望まない禁欲者)
「異性との交際が長期間なく、
経済的理由などで結婚を諦めた、結果としての独身」とwikipediaには
書かれている。

この新語を知った背景を語ると、長くなるので割愛…するわけない!
ことの発端は、オンライン英会話の講師がデートアプリのプロフィール写真の
女性と実際の女性って、かなり違うよね~という話をしたこと。
・・・はぁ?それ、女性の私にする話?
男性同士ですれば?
有料で英会話しているいまじゃない!とは思ったけれど、
大人の対応で、「上手に写真を撮ってしまう女性の気持ちもわかる」
なんて答えたら、「いや、それでもさ…」から続く話を聞く羽目になった。

なんだあれ?!な話をロンドンのパルにもしたし、
('inappropriate'(不適切)と言っていた。)
夫にもしたし、「プロじゃない」と呆れていた。
(unprofessional ってことですね~)
それでも、物足りずに英語日記にも書いたし、
その上、別のアメリカ人講師の「先週はどんな1週間だった?」っていう
社交辞令のあいさつに
「ちょっと聞いてくれる?」から止まらなかった。飛び火…
結果、'quirky teaching method'(奇妙な教え方)だと言っていたけれど…
「正直、ありえないし、inappropriateだと思う」と語っていた。
そうか、やっぱりこういうときは'inappropriate'って
イギリスでもアメリカでも言うのね~と変に感心。
私があまりにも語ったからか、「じゃあ、もちろんこのニュースは?」と
彼が提供した話題はスペインのサッカー協会の会長の不祥事。
「あれはない…」とアメリカ人講師と英語で言い合った。
ちょっと面白かったのは、私はトップが下の地位の人に何かをしても
拒否することが心理的に難しいと言うことを地位がある人たちは
もっときちんと理解しておくべきだわ!という主張だったけれど、
彼は「頭を押さえつけてのキスはない!しかも公衆の面前で!」
そこ???
公衆の面前かどうか?ロッカー室でも問題でしょ?と聞くと、
「公衆の前でいちゃいちゃするなんて…」と。
・・・そこ???

話を戻して、ロンドンのパルはこの一件をイギリス人の友人たちと
話題にしたらしい。

'I just asked my friends about the comments made 
by the inappropriate tutor, and they asked 
if you were being taught by an incel.'
(私はちょうど友人たちにあの不適切な発言の講師のことを
聞いたら、彼らはあなたがインセルに教えられているのかと
聞いてきた。)

そこで、’incel'という新語を知った。
ロンドンのパルにも聞かれた。
「あの講師のレッスンを取り続けているの?」と。
・・・そんなわけない!二度ととらないと思う。
でも、評価の高かった先生だったので…謎。