私のパルたちは日本好き、日本語を大学で学んでいる人もいるので、
なにかと”JET”の話題になる。
JETの試験を受かれば、日本の学校でALTとして英語指導をする人に
なれるわけです。
イギリスのパルもアメリカのパルもオーストラリアの知り合いも
みんな一度は話題にするJET。
ウィスコンシン州のパルが一番乗りで試験を受けることになりそうです。
「兵庫県」書いたわよ!と言われた。
もし、筆記試験をパスすれば、2月には面接らしい。
おぉ~、私もドキドキしてきた。
彼女と娘は同じ名前なので、娘にとても親近感を持っていて、
必ず娘への手紙が同封してあったりする。
その中で書かれていた、「あなたの学校のALTはどんな人?」と。
娘の小学校のALTの先生はイギリス出身の…
あっ、名前なんだっけ?と毎回、忘れる。
数学に関係する名前だったハズ、
アーベルじゃなくて、(同じく数学者に与えられる賞)
物理の定理だったかな?
オームじゃなくて、ジュールじゃなくて、ニュートンでもなく…
「なんだっけ?!」と毎回、夫に聞く。
名前を聞いただけで、数学は負けた、と思わせるような数学者の名前だったハズ
と話したら、
「そもそも数学者ではなく、哲学者の名前。」と言われ、
あぁ~!と思い出す。
その哲学者と同じ名前のALTの先生、娘が1年生のときからご在籍。
「日本の子どもはおとなしいと思っていたのに…」と
こぼすほど娘の学年は大人しくないらしい。
「僕はイギリスから来ました!」と話すと、
「すご~い」「すご~い」と子どもたちは驚いたようで、
それを聞き、やっぱり田舎の小学生に”イギリス”はすごいのかと思ったら、
「毎日、朝、何時に出るん?」
「何時の飛行機で帰ってるん?」と質問攻めにあったらしい。
イギリスから毎日通勤するのがすごい!という発想だったらしい。
私の予想のかなり斜め上でした。
陽気なイギリス人らしく、"Hi,come on!"とダンスをしながら言ったらしい。
「さぁ、踊ろうぜ!」的なニュアンスだったらしいのですが、
子どもたちは、「わ~!!」っと先生に抱きつき、
先生は尻もちついたらしい。
日本人の先生もイギリス人の先生もまさかの子どもたちの動きだったようで、
いやいや、そういう意味じゃなくて!と必死に先生は説明したらしい。
・・・話を聞いただけで、面白すぎる!
そんなパワフルな子どもたちを相手にする仕事をしたいだなんて…
「ALTとして私が働くのって、あなたはどう思う?」と聞かれると、
「小学生は体力勝負よ。」と思う。
その前に、彼女は卒論があるようで、
テーマは「ゐ、ゑが使われなくなった意味」らしいですよ。
…日本語学?!しかも、どうやら”日本語で”書くため
「読んで直してね!」と言われました。
PDFで送りつけてくる気らしい。
ええ、一応、大学時代は学びましたよ、私も。
日本語なのに意味わからない専門用語並んでいたらどうしよう?!
とちょっと戦々恐々としてます。