先日、ひょんなことからイギリス人男性と語学の話をしている。
彼は日本語を勉強していて、私より5つほど若いのに
とーってもしっかりしている。
「いやはや、最近の若者には珍しい」と感心しきり。
日本語を習い始めて数カ月でひらがなをやっとマスターしたばかり、
「僕はまだまだ日本語初心者だよ。」と。
聞いたか?
日本語初心者だって?!そんなこと言うアメリカ人いないぞ!
アメリカのMは平仮名とカタカナマスターしたから、
「日本語中級」って言ってたぞ!とカルチャーショック。
その彼、日本語を習い始めた理由は”日本に旅行に行きたいから”で、
「日本の人と話せるレベルにまでなりたいんだ。
外国に行くのにその国の言葉を全く勉強しない、
典型的なイギリス人にはなりたくないんだよ。」と。
聞いたか?
聞いたか~!?ともうびっくり。
いやぁ~、私も常々、そう思っていたよ。
英語が共通語だからって、相手の国の言語を話そうともしない輩に
相手の文化を尊重する気はそもそもあるのか?と疑問だったわけで、
「英語圏の人って、自分の言語が共通語であることにあぐらかいてるよね~」
とは英語圏以外の国々の人々と話したことはあったけれど、
まさかイギリスの若者からそういう意見がでてくるなんて。
いやぁ~、若いのにあんたはえらいよ!とびっくり。
その彼に、日本語の”R”には”L”がちょっと入っていて、
その混ざり具合が難しいんだよ~と言われました。
…知らなかった。日本語のRにはLが入っていたのか?!
RとLの違いなんて、気にするな、若人よ!
私も英語のRとLの発音は多分、できてない。でも、気にしてもない。
そういう時は、堂々と”外国人”の顔をしていればいいのよ~。
文章から単語の類推くらいはできるだろ?とさもわからないのは
そちらの責任という顔をするんです。
”Practice makes perfect."(失敗は成功の母)と彼は書いていたけれど、
”perfect"(完璧)を狙うというのは目標設定には高すぎる気がする。
”better"(前よりマシ)で行きましょう、人生長いんだから~と
学習意欲に燃える若者に熱く短く終わらずに、
まあまあの熱で長く学習してほしいと切に願った。
「男性だけれども、話が合ってね~!」と夫に興奮気味に話すと、
「メイさんと話の合う男性って…」と言われた。
ええ、私の数少ない男性パルの中のゲイ率の高いことを夫は言っているんです。
彼はゲイじゃない!バイだ!(バイセクシャル=男性も女性も好き)。
バイセクシャルの人より、夫のことを未だに「今までで一番素敵な男性!」と
思っている私のほうが少数派だから、
他人の性的嗜好をとやかく言いなさんな、と思う。