誕生日というものは、年を重ねるものでふつうは年をとる。
しかし、30歳を超えたあたりから年齢がどうでもよくなってきたため、
「いくつになったの?」と聞かれると、
「えっと…昭和○年生まれです。」と相手に計算させたり、
「戌年です。」と干支で答える。
いまは2015?2017?とわからなくなるのと同じで、
自分の年齢もどっちでもよすぎてわからなくなる、
と40過ぎのママさんに話すと
「30でそれなら、40になると、もっとどうでもよくなるから!」と
言われた。
彼女ももう年齢はどうでもいい、という位置に来てしまったらしい。
いろんなパルたちが「おめでとう~!」とメッセージをくれたけれど、
ドバイのパルからは「おめでとう!30歳?」とメッセージが来た。
30歳?
いえ、三十路には少し前から突入してますけれど…と話すと、
彼女の中で、私は永遠の”29歳”だったらしい。
「じゃあ、私の年齢を知ってる?」と彼女に聞かれ、
えーっと、出会ったころが20歳だったから…「22歳?」と聞くと、
「24歳」になっていました!
「え~!?ついこの前まで20歳だったでしょ?!」と驚くと、
「あなたもついこの前まで29歳だったでしょ?」と笑われた。
月日の経過は恐ろしいもので、全くついていけてなかった。
気づけば、彼女と知り合って4年も経過していたのか~としみじみわかった。
「私の中ではあなたは小さい赤ちゃんのいるママのままよ。」と。
その小さい赤ちゃんもいまはもう5歳ですけれどね。
私の中では女子大生のパルもいまは銀行でインターンシップ中。
本店でインターンがあるようで、朝5時起きで6時に家を出て、
もうインターンシップが早く終わることだけがいまの願い!だとか。
30代、結婚した年齢や出産した年齢にもよるのだろうけれど、
私と私より6年早く出産した4つ下のコロラドのパルにとっては
30代は”育児の年代”で、子どもに振り回されるまま気づくと誕生日、
この1年は何したっけ…と愕然としているうちにまた誕生日、
ぎゃ~!!年だけとっていく~!と思っている内に誕生日。。。
「そろそろちゃんと目標を決めよう」と話題に何度もなるけれど、
「宝くじを今年こそ当てる!」以外は決まらない。
それでも彼女とチャットしていると、本当に私のアメリカの分身の気がしてならない。
例えば、
「昨日、スイミングバッグを忘れて園に2回も忙しい朝から行ったわよ。」と
私が話すと、
「…私も昨日、忘れ物を学校に届けたわよ。」と彼女。
”You sound like me."(あなたって私みたいね。)と言われた。
類は友を呼んでいるようです。
そんな私たちの願いは、「このドタバタの日々を懐かしく思える日の到来。」
早く来い来い!!このうるさいこどもたちの喧嘩の声を
「懐かしかったわね~」と言える、静かな日々!と彼女と言い合った。
彼女は子どもたちの喧嘩が少しでも減るように7人乗りを買ったばかりだけれど、
「メイ、あまり変わらないわよ。」と言っていた。
知ってますよ、それは効果がないことくらい。
バスくらいの大きさがないと、子どもの声は軽減されません。。。
「エンジンが静かな車だから、ラジオの音もよく聴こえますよ」とディーラーで
言われましたが、エンジンよりうるさいのは”子どもの声”なので、
相変わらずラジオは我が家の車では聞こえませんから。
いつも話しているメンバー以外にも久しぶりの人たちからも
「お誕生日おめでとう~!」と言ってもらえて、とてもいい誕生日になった。