ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

言語交換は難しい

ロンドンのパルが私よりも漫画の新刊情報に詳しいときや
海外のパルたちが日本で限定発売されている
キャラクターのぬいぐるみ情報を知っていたり、
海外のパルたちに日本の漫画を紹介されるとき、
「アンテナ、すごいね~!!」と言いたくなる。
でも、これをそのまま英語にすると、意味不明になるので
「どうやってその情報を得たの!?」
と言い換えたりしていたけれど、
今日、ついに知ってしまった。

”You really know your stuff."っていう表現が
メイさんの言いたい「アンテナがすごい」に近いと思う。

と、アメリカ人に日本語で教えてもらいました。
「”in the know"っていう表現も同じ意味で、
よく使うよ。」とも日本語で。

言語交換するハズだったのに、最初はすべて英語だったのに、
その内、半分が日本語になり、
いまは9割が日本語。英語はちょろっとになってしまった。

言語交換は難しい!特に私のように楽にしゃべろうとする人には。
言いたいことが言えるのは母語に決まってるんだもの、
つい日本語よ。
しかも、相手は日本語がかなりできて意思疎通も楽、
となったら日本語しか出てこない。
言語交換をきちんとできる人って、本当に感心するわ~と
毎回、気づくと”日本語だけ”か”英語だけ”になってしまい
全く言語”交換”できない。
律儀にすべてのミスを修正してくれる人との会話も
正直、あまり面白くなかったし、
いろんな意味で、言語交換は難しいと改めて痛感。
ここにお金が発生していれば、
どちらももう少しきちんとするのだろうけれど、
私たちがしているのは雑談ですから。

「どんな話をしているの?」と夫に聞かれた。
甘酒、カレー、お好み焼き、モダン焼き

refried beans(メキシコ料理であんこみたいな

豆料理だけれど塩辛くて日本人が受け付けない味らしい)、

アメリカのシアトル照り焼き、(甘すぎらしい)とか

…まだ聞く?
食べ物の話しかしてませんけれど。
そういえば、合間にトランプ大統領の話も。
「アメリカで憎悪犯罪は避けて通れなくなってきている」
なんて日本語で言われると、英語で聞くよりずっしりきた。

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お腹が空く本

 知り合ったばかりのアメリカ人男性に

食べ物の本を紹介して!と言われた。

食べ物の本…と思い出したのはこの2冊。

残るは食欲 (新潮文庫)

残るは食欲 (新潮文庫)

 

 間違っても、夜に読み始めたらダメよ。地獄を見るよ。

お腹が空いてきて、ページをめくるたびにおいしそうな話ばかりで

はぁ~~~とため息つきながら読むことになる。

この本を妹に貸したら、「夜には読まないほうがいい本だったわ」と

全く同じ感想を言っていた。

 

旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)

 

ロシア語通訳の米原真理さん、いまはもう鬼籍に入られたけれど

通訳者として旅したあちこちで出会った食べ物などなどで

未知の世界で想像するしかできないけれど、

食べ物で世界旅行できる。

 

クッキングパパ』も『美味しんぼ』も『孤独のグルメ』も読んで、

くーねるまるた』も大好きなアメリカ人に

紹介できるようなグルメエッセイや漫画をご存知でしたら

ご一報ください。

「そんなグルメマンガがあったとは!」と

なんとか驚かせたいけれど、「そんなものまで読んでいるの!?」と

私が驚いてばかり。

アニメだけでなく、漫画も海外の人たちに教えられるようになるとは。。。

 

 

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子どもを4人東大に入れた佐藤ママ

”佐藤ママ”、子ども4人を東大に入れたというニュースに
ほぇぇ~と声が出てしまった。
東大っていうのもすごいのだろうけれど、
子ども4人を同じレベルにする、というところがすごい!
教育論などで尾木ママと熱い議論になったと話題になり、
私自身も彼女の本は読んでいないのだけれど、
子ども3人育て中の私でもわかる、このすごさ。

だってね、子どもって、同じに育てているハズなのに、
本当にすべてがバラバラ。
長女の花子は小4で成績優秀のほうだと思うし、読書好き。
とーってもマイペースで忘れ物もすごい。
先日も、「筆箱忘れてる!」と気づき、
次郎に集合場所までダッシュさせてセーフ!と思ったら
台所で箸箱発見…。
でも、「宿題やって~」といえば、「は~い」の日々。
宿題を見て苦手なところを見つけ、
「ここの単元のドリルして」とドリルを渡すと、
「え~、もぅぅぅぅ」と言いながらもドリルをする。

長男の太郎、もう制御不能。
「宿題やって」「あとで。」
「ピアノ弾いて」「うるさいなぁ。」
血管切れる…血圧上がるのは太郎のせいじゃ~!!と
夫に八つ当たりしながら、
「宿題をしていただけるかしら?」とお願いして、
ちょっと宿題ができただけで、
「あら早い!さすがですわ!きゃ~惚れる~!」と絶賛して
「俺、お母さんに褒められても、そんなに嬉しくないで。」
とか言われて…
イラァ~っときながら耐えて子どもに教えるのが
塾に行かせずに母親が子どもの勉強をみることを意味して
そのストレスや苦行はもうプライスレス。
太郎の勉強をみるだけで、花子の3倍の労力を消費。

そして、今度入学予定の次郎は、
花子の1年生のときを彷彿させる。
お勉強には困らないだろうけれど、とーってもマイペースで
先生に「次郎君、みんな終わってるよ~。」と言われて、
「うん、見たらわかる」と言ったらしい。
・・・ちゃうで、そこは周囲を見て”ちょっと急いで”っていう
メッセージを受け取ってほしいところですから~!と
先生との会話を聞いて、ここにもマイペースな人がいたか…
と愕然とした。
我が家、家庭訪問では”マイペースですね”と言われ続けるかと。

次郎は「ピアノ弾いて~」とお願いすると、
「気分じゃない」と言う芸術家肌。
硬筆も自分が頭で描いている字が書けないと癇癪を起こす。
次郎は自分の年齢に対して目標設定が高すぎるんだと思う。
我が家でもこどもの性格はかくも三者三様で…、
一言でいえば、「ややこしい」。

きっと佐藤ママだって、子ども4人の性格はバラバラで、
勉強方法や扱い方もそれぞれに違っただろうし、
それをうまく操縦して東大に合格させたその手腕、
「お見事!」と思う。
ちょっと図書館で本を借りてみようかと思った。
「反抗期はこさせないようにする」という佐藤ママ、
我が家の子どもたちはすでに反抗期のようで、
読むには遅すぎかもしれないけれど。

 

 

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた

 

 

オーバー表現

 "Your English is fluent!" (あなたの英語は流暢だねぇ)

と知り合ったばかりのアメリカ人に
言われ、なんだかとても複雑になり、
あぁ、まだまだ勉強が足りないってことね、と思い知らされた。
そんな話を日本の友人にしたら、
「天邪鬼」で片づけられたのだけれど…と
ロンドンのパルに話したら、
「fluent(流暢)は言い過ぎだわ~」と言われた。
えっ?なに?どういうこと?と思ったら、
fluent(流暢)っていうのはネイティブレベルってことよ、
そこまでの道のりはすーっごく長いんだから、
あなたの英語は”Excelent"くらいね、と。
多分…褒められた?

「あなたは気づいているかもしれないけれど、
アメリカ人って、10倍くらいオーバーに表現するのよ。」と
語りだしたら、もうロンドンのパルは止まらない。
たまに私たちの会話をアメリカ人婚約者がそばで見ているので
「側にいないの?」とつい聞いたほど。

「アメリカ人のオーバー表現を聞いていたら、
もし、もっとすごいことが起きたときは
もう表現できないんじゃないじゃとすら思うわよ」と
イギリス人としてはオーバーすぎる、と思うらしい。

ホットドッグ一つ褒めるのにも
”Hotdogs are AWESOME."
(ホットドッグがおいしすぎる!)
いつもとちょっと違う天気も
”The storm of the century" (世紀の嵐)
って言う人たちだからね!と手厳しい。
まぁ、その延長線上で私の英語もfluent(流暢)に
なったわけでして…
言葉をそのまま受け取れるほど、
私も厚かましくなかったわ。

ちょっと英語ができただけで、
”Your English is great!"って言ってくれる人たちって、
それはそれで有難い存在だけれど。


「そんなこと…あるかも?」って、思える程度の
お世辞を言ってほしいわ~と思う私はやっぱり厚かましいのかも。

 

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お気に入りのポッドキャスト

海外のパルたちはオーディオブックを好きな人が多く、
耳で読書を楽しんでいる。
でも、オーディオブック、日本語で聴いても想像以上に疲れる。
自分の読書スピードが想像以上に早く、
読むのと同じ速さで聴こうと流すと30分で疲れ切った。
本はやっぱり目で読みたい!ちょっとした言葉に立ち止まったり、
スピードも自由自在!とやっぱり本は紙!とは思いつつ、
たまにポッドキャストに挑戦したくなる。

英語を書いたり、PCで打つことが私は多いので、
英語を話す機会や聴く機会はそれに比べると少ない。
たまには英語のポッドキャストでも…と思い、

あちこちのブログでおすすめされている英語のポッドキャスト
10以上は聴いた!
聴いてみなくてはわからないから、とそれぞれのところで
2つ3つ聴いてみた。
アメリカ英語にイギリス英語に時事英語に…
感想は、「なんて面白くないんだ!」に尽きる。
これを聴き続けることができるって、ある意味すごい、と
思ってしまった。

笑いのツボは人それぞれだし、
ニュースに面白さを求めるのもおかしいけれど
毎日これを聴くなんて無理だわ~というのがほとんど。
その中で、3日以上聴き続けているポッドキャストがこれ。
三日坊主は過ぎたから、紹介していいかしら?と。

www.bbc.co.uk

BBCのポッドキャストの一つ。
イギリス英語のお決まりフレーズの紹介をしてくれる。
NHKの基礎英語みたいにちょっとした寸劇があって、
その中で今日のフレーズの使用例もたくさんでてくる。
ほぉほぉ、こうやって使うのね!とわかりやすく、
アプリで聴くとスクリプトもすべて表示と親切丁寧。

どれもこれも日常で使えそうなフレーズばかりの中で、
一番、「アハハハ!!」と笑いながら聴いたのがコレ。

www.bbc.co.uk

Frenemy, Friend(友達)と Enemy(敵)の合成語で、
友だちに見せかけて敵っていう…あぁ、いるいる…。
かなりはしょると寸劇はこんな感じだった。

A:こないだの同僚の送別会、行った?
B:いなくなるの寂しいわ~、
A:えっ?友達だったの?
B:友達よ。
A:昼休憩を長くとったのをちくられて、怒ってたじゃん!
B:彼女は友達っていうよりFrenemy(友達のふりした敵)

もう絶対にこの単語は忘れない、Frenemy!

 

ほかにも目からうろこだったのが、”to be fair"、
”公平な立場で言うと”というコレ、ロンドンのパルもよく言う。
私はずーーーっと、ロンドンのパルは物事には常に二面性があって、
とよく言うので、”公平な立場で”どちらの面も語りたいから
よく使っているのだと思っていたんだけれど…
ポッドキャストで語られていた驚愕の真実。

Sometimes it's just a 'filler' phrase,something people say
a lot with no real meaning.
(時々、それはただの”つなぎ言葉”だから、
意味はないのにたくさん言うんだ)


"to be fair"は意味のない言葉扱いだったのか…。
でも、to be fair(公平に言うと)って、このフレーズを
言うだけで、なんだか公平なことを言いそうな人感がでて、
気に入って実は私も無駄に使ってたわ。

 "公平なことを思っているわけではないのに、すいません”
と思いながら使っていたけれど、
これからは気にせず使えそうです。
えっ?違う?
To be fair,this program is very useful.
(公平に言って、この番組は本当に役立つ!)

 

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やってしまった…

郵便物の中に郵便局からのメッセージがついたものがあった。

 

f:id:bitter-chocolate3:20170309201410j:image

 「お客様の郵便物は現状のまま到着いたしましたので

お返しいたします」と。

 

えっ?住所間違えた?と思ったら、名前も住所も書いてない空白の封筒!

しかも、空っぽ。

よく我が家に戻ってきたわね~と感心していたら、

裏に私の住所シール貼ってました、私が。

 

夫に、「こんなメッセージ、初めて見たでしょ?」と話すと

「すごいな。こんなメッセージ、郵便局の人も

初めて書いたんちゃうか?」と言われる始末。。。

 

空っぽの封筒(ご丁寧に自分の住所を書いて)を間違えてポストに

入れてしまった人用のマニュアルがあると思いたい。

まさか私、今頃、噂になってます?

お昼休憩のネタを提供したかも…。

「今日、空っぽの封筒が入っててさ~」と…

笑ってください…。

一応、これが”初めてで最後”になるように心がけます!と

夫に話すと、

「そんな人、聞いたことない」と言われた。

 

ちょっと郵便局員の友人に「空っぽの封筒をポストに入れる人、

たまにはいるよね?」と聞いてみなければ。

「いるよね?いるでしょ?たまにはいるよね?」と

「・・・いる」と言うまで聞き続けなくては。

 

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私を幸せにする職業

6歳の息子が
「お母さんを幸せにする仕事を大きくなったらすることにした!」
と園からの帰りに言った。
先生やお友達にも宣言してきたらしい。
「なんていうお仕事?」と聞いたら、
「お母さんが幸せになる職業がわからないの?」と質問で返された。

息子がなったら私が幸せになる職業?
「果ては博士か大臣か」っていうくらい立派な職業の
代名詞の博士や大臣とか?
「それでうれしい?」と聞かれた。

「もっとうれしくなるもの!」ということなので、
立派な職業といえば公務員や警察官、学校の先生?と聞くと、
それも違うらしい。

降参!
全くわからん!と降参したら、
「母さんは自分が幸せな時もわからないの?」と
かなりバカにされた。
「ぼくは将来、チョコレート屋になる!!」と。
園で将来、なりたい職業と理由を聞かれて
「チョコレートを食べているときの母さんは幸せそうだから
ケーキやチョコレートをいっぱい作って儲けて
家族で湯治に行く」と発表し、
”パティシエ”という言葉を先生に教えてもらったらしい。

先日、2年ぶりくらいに訪れたケーキ屋さんが
すこぶる腕を上げていた。
以前は甘さ控えめの和風テイストで、なんだか奇をてらっていて
もっと普通のケーキはないのか…と一度で懲りて
長く行かなかったけれど
「久しぶりにどうや?」と夫に誘われて行くと
チョコレートケーキがとーってもおいしくなっていた。
甘さもいいし、スポンジもしっとり私好みで、
タルトもいい感じだし…と
(いくつ食べた?!という突っ込みはナシで)
「バースデーケーキはここでいい!」と宣言したほど。
そのときに末っ子は「お母さんを幸せにする職業はこれだ!」と
思ったらしい。

なんて親思い…
ちゃんと実行されるように
契約書を作るから署名と捺印しといて!と
つい言いそうになったけれど。
長男の太郎は「チョコを食べすぎて虫歯になった母さんの
歯を直す」と歯医者志望で、
長女の花子は「小児科医希望だけれど、暇だったら老人も見てあげる」と
すでに私は老人扱いで言われた。

末っ子のチョコレート試作を満喫して、
虫歯は太郎に直してもらって、
最後は糖尿と高血圧で花子に診てもらう。
このままいけば結構、素敵な生活ができそうです。
パティシエって、本人だけでなく、家族まで夢が広がる職業だわ~。