ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

うんざりしたとき

ドイツ人の男性が懲りずに歴史について議論を仕掛けてくることに
疲れたを通り越してうんざり…と思っていたら、
二人の女性からメールをもらった。

一人はカザフスタン、一人はイラン。
私たち3人には共通点がありました。
彼女たちがメールに書いていた、「文化や歴史の批判にはうんざりなの。」
あぁ、わかるよ!わかる!本当にうんざりなんです。
誰も歴史を中立な立場で見ることはできない、誰も!
いろんな見方があるし、国によって捉え方も違う。
議論すること自体がナンセンスなんじゃないのかと思う。
歴史学者は過去を繰り返さないために歴史を学ぶ必要があるとは
いうけれども。

それでも、話していたらやはり宗教や文化は切り離せないから、
つい聞いてしまうし、そこから歴史もでてくるし…。
でも、彼女たちと話していて、嫌な気持ちはなかった。
批判されたことのある彼女たちは、批判しないように気遣うからか
もしくは、絶妙な距離感か。
仲良くなりかけには仲良くなりかけの距離感があって、
その範囲内での質問は許される、というのが常識だと思っていたけれど
そうじゃない人が結構、多くて、初対面で土足で顔面パンチ!
みたいなのを2,3回浴びると、つい身構える癖ができてしまったり。

はぁ、とため息しか出ない人とも出会ってしまうけれども、
文化や価値観を尊重しあえる人もいることを再確認できたわけで、
楽しくいきたいなぁ~と思っているところに、
イタリアのパルから「ローマ法王の辞任って、どう思う?
日本ではどう扱われているの?」とメールがきた。
彼女には、いま歴史と宗教はうんざり!とメールしたのに…。
全く読んでいないのが彼女らしい。。。

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