フィンランドのパルが日本語初心者コースを受講している。
「私、意外に独学で勉強してたわ!」と喜びのメールが来た。
同じ初心者子コースに12歳の女の子が二人いるらしく、
若いのにいまから日本語を勉強しているんだから、
きっと私よりあっという間にぺらぺらになるわね~と話し、
日本人と文通していることを話したところ、
「私も日本人と文通したい!」と言われたらしい。
10代の女の子にネットで文通相手を探すことは勧めたくないから、
あなたが誰か紹介してくれない?
10代で13-15歳、英語での文通希望、と。
つまり、女子中学生を希望している。
娘が小学生になってから、私も小学生には詳しくなり、
娘の学年はもちろんのこと、近所の小学生とも話をするほど。
「何の話をするの?」と夫に驚かれたけれど、
塾の情報を教えてくれたり、小学校の先生について語ってくれたり、
クラブ活動などなど、多岐にわたる。
「S先生は気分屋で同じことをしても怒るときと怒らないときがあって、
怖いよ。」といった具合に小学生の観察をなめちゃいけない。
「I先生は、いつも一緒に遊んでくれる良い先生。」とか。
ママさんたちの間では、S先生は面倒見の良い先生で、
I先生は、ちょっと…という評判だったけれども、
子どもたちにはI先生が大人気。
親と子では”よい先生”なるものの価値観からして違うことを教えてもらったり、
おすすめの書道教室を”子ども視点”で教えてくれたり、
メモいるわ!メモ!!と毎回、思うほど。
しかし、中学生は全く知らない。
娘の登校班の集合場所の手前で、女子中学生が4,5人集合して、
登校している。
毎日顔を合わせて、挨拶しているので、お互いに知っているけれど、
「お嬢さんたち~、フィンランドに興味ない?
フィンランドの中学生と文通しませんか?」と私が突然、聞いたら
どうかしら?と夫に聞いた。
「声掛け事例として通報されるな。」と夫に言われた。
県警が防犯メールと称して、変質者や痴漢が出た場合の日時や状況を
登録している人の携帯にメールしてくる。
最近は”声掛け事例”なるものがでてきて、それがだんだんあやしくなっている。
例えば、「夕方6時過ぎに、70代の男性が公園で遊ぶ小学生に
家はどこだ?早く家に帰りなさい、と声をかけた。」と
メールがきた。
・・・どこが問題?夕方6時過ぎても遊んでいる小学生?と
思ったら、そちらではなく、
「早く家に帰りなさい」と声をかけたおじいさんが危険人物扱いされているのだ。
これをよく通報したなぁと呆れ、これをよくメールで流したなぁと
県警にも呆れた。
そういう時節柄、私も知らない中学生にフィンランドの女の子と文通しない?と
声をかけたりすれば、
「声掛け事例。小太り30代女性、フィンランドに興味ないかと
女子中学生を誘う。」と防犯メールがくるかもしれない。
ということで、怪しまれることなく、女子中学生に辿り着く方法を考えている。
無難な線としては、登校班の女の子のお姉ちゃん。中学3年生!
・・・受験生のいま、文通なんて言っていいものか。
中学生はどこにいる~?と考え中。