友人から、「英訳をお願い~」とメールがきた。
私でできることなら、と安請け合いして送られてきたのは
恋文。
そんなセンスの必要なものの英訳?!と恐れおののいたけれど
内容は友達以上恋人なりかけ?の内容でした。
…これを私に英訳頼んで、その後はどうするんだ?!
と不思議。
かっこいい~!と顔から入って、実はスペイン人でスペイン語を
知っている人にお願いしてラブレターを書く、ならまだわかる。
私もスペイン語なんて、”Hola"(こんにちは)の後は
「今日は寒い日ですね~」とか「初めまして」以外を知らないので
代筆を頼むかもしれない…。
いや、日本語と英語でチャレンジしたほうが今後のための気もする。
友だちのときはともかく、恋人になったらもっと言葉が必要なのでは?と
私は思うのだけれど、言葉はいらないのか?
いや、それなら英訳もいらないだろう…と他人の恋路が気になる。
まぁ、いいや、任務終了!かと思ったら、
他にも頼まれた。
今度は出会い系サイトに投稿する英語での自己紹介。
最初だけ私が英語にしても、返事はどうするの?
カナダのパルに、「こんな感じの英語でいいかしら?」と聞くと、
もっとこうして、ああして…と出来上がったけれど、
これ、どう?
文章って、日本語でも英語でもその人の性格がものすごく出てくる。
私とカナダのパルが作り上げた英語から浮かび上がる女性は
”イケイケ”です。
イケイケが死語かもしれませんが、イケイケなんです!
”日本人女性”=従順、物静か、を連想、希望する海外の男性に、
こんなイケイケでいいのか?
すでにミスマッチになってません?と考え込んでしまった。
その話をロンドンのパルにした。
私が最初に読んだ日本語の文章は
「ちょっと積極的にいこうとしている女性」でしたが、
私が英訳した時点で、「フレンドリーな女性」になり、
カナダ人のパルの訂正が入ったら、「イケイケの女性」になった。
どこで間違えたのかしら?と。
「そもそも、あなたはその人を知らないのに、訳すからややこしいのよ」と
ロンドンのパルに言われる始末。
おっしゃる通りでございます。
またいつもの安請け合いをしてしまいました。
私とロンドンのパルは「まずは英語を勉強しないと、会話もできないじゃない!」
と思うのですが、その話をカナダのパルにすると、
「英語のわからない私を英語上手にしてくれるダーリンを探してます。(ハート)」
みたいな文章をつけたらいいだけでしょう、と。
コミュニケーション能力、ハンティング能力、語学力、
人によって重視するポイントの違いを改めて感じた。
男性に求めるものも違うのかもしれない。
私とロンドンのパルは「会話ができない恋人なんてヤダ」と
話せる=価値観が似ている、言語が通じる、相手を希望するわけですが、
それは後からどうにでもなると思えるカナダのパルはすごい…。
一体、何が重要なのかぜひとも聞かなければ。