ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ひねりはお好き?

みなさん、素敵な3連休をお過ごしのことかと。
私はなにをとち狂ったのか、娘と難関私立中学の過去問に格闘しています。
なんでこうなったのか…
「私立中学、チャレンジしてみたら?」とママ友にそそのかされ、
難関私立中学対策の夏期講習にだけ娘の花子を放り込む、
それって、なかなか素敵な夏休み?なんて思った。
花子のお友達もあちこちの夏期講習に行くらしいし、
花子も行ってみたら?くらいの感覚で。
それが広告見て、難関私立対策コースは6万近くすると知り、一気にトーンダウン。

難関私立中学行かせる予定もないのに夏期講習?
私は一体、なにがしたかったんだ?と自問したとき、
花子にちょっと頭を使って算数解いてほしかったんだと気づき
難関私立中学の過去問を買って、花子にやらせてみた。

公立小学校では9割はとっている花子、
難関私立中学の入試問題はいかに?!
私が買った難関私立中学合格者の最低得点180点くらいだったので
6割取れればギリギリってことかと。

いやいや、さすが難関私立中学ですよ!
国語からして評論が長っ!物語も長っ!
でも、6割はとれた。配点がわからないのできちんとした点数は不明ながら
花子は記述式はきちんと書けていて、漢字も完璧だった。
しかし、算数は…すごかった。
習っていない単元があるのに、それが公立小学校の応用のさらに上。
ひねりの白井王子もびっくりのひねり具合で、
文系の私、中学入試の問題なのに…
ピカーン!!というひらめきも出てこない。
花子がさらさら~っと解いても合っているかどうかも
答えを見ないとわからない。
(夫に見せたら、ここから違うなぁ、と
花子は途中から間違えていたけれど)

「これをやっている小学校六年生がいるのね。
塾でずっとやっている小5とか…」と
しみじみと花子が算数解きながら言っていたのが印象的だった。
夫がヒントを言おうとすると
「ストップ!黙ってて!!」と一人で解いていたけれど
「集中力の限界」と問題の半分でリタイア。
これを最後まで解く小学生っていうだけで、やっぱりすごいわ~と
感心してしまった。
私はもうお腹いっぱい。潔く撤退!と思ったけれど、
「やっぱりひねってある問題って、楽しいわ~」と花子が
寝る前に感想を述べてびっくり。
楽しい、そんな発想なかったわ。
「夏休み、たまにこういう問題やる?」と花子に誘われた。
そんなお誘いされるとは…。