ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

名前コレクター

先日、ネットで出会ったアルゼンチン人に
穏やかでフレンドリーと海外のパルに言われる私が
キレかかった。いや、噴火しそうになった。

そんな話をスペイン語圏のパルたちにした。
というのも話題が私の”名前”だったから。

ダメ(dame)はスペイン語で「私にちょうだい」
ミオ(mio)は「私のもの」
すべて(subete)は「そっちへ上がれ」
リサ(risa)は「笑う人」と「笑顔」

「っで、きみの名前はスペイン語では”笑顔で笑う人さ、爆笑」

感じ悪っ!!!
他人の名前でからかうのは最低だってこどものときに
親から教えてもらわなかったのか?と思いつつ、
スペイン語圏の友人はたくさんいるから、
私の名前がスペイン語でどういう意味になるのかは
知っているけれど、ご親切に教えてくれてありがとう」と
厭味ったらしくお礼を言っておいた。

「ちょっと!感じ悪いスペイン語圏の人がいたんだけれど!」
とメキシコ出身のコロラドのパルに話すと、
スペイン語圏の人たちって、なんでもからかうのが好きなのよ。
それをあなたには知っておいてほしいわ。
彼らはユーモアについてはあまり理解していないのよ。
彼らは下ネタ使うしね。」
crude humor:下ネタ

コロラドのパルは、さすがスペイン語圏というか彼寄り発言だった。
ユーモアとか冗談っていうのは”面白い”ことが大前提で、
彼の発言は不愉快でしかなかったわ、ときっちりと
コロラドのパルに言ったけれど。

同じ話をコスタリカの考古学者のパルにしたところ、
「あら、それはおかしいわね!
あなたの名前はそういう意味にはならないわ。
だって、動詞の現在形で…」
スペイン語言語学的な説明をしてくれた。
いや、そこじゃない。
私が言いたいことはそこじゃないって…となったり。
コスタリカのパルと話をしていると、私は何を怒っていたんだか
アハハハという気分になった。
「っで、それはどういう名前の男性だったの?」とコスタリカ
パルが聞いたので名前を言ったところ、
「あぁ、そんな感じ!」と。
どんな感じやねん!と思ったけれど、その適当さにまた笑ってしまった。
でも、「あぁ、名前がぴったり!」な人は確かに日本人でもいる。
では、私にはどんなスペイン語の名前が似合うと思う?と
聞いたら、
"Alicia!"と即答だった。
アリシア…悪くないわね。どんなイメージなのかは謎だけれど。

イランのパルには”Liana"という名前がぴったりよ!と言われ、
ロンドンのパルには”Iris"という名前が良いと言われ、
(このIrisという名前、英語圏のパルたちから
とても評判がいい。あなたに合っている!と。)
アメリカのインディアナ州のパルには”Reese”で
スペイン語ではAliciaか。
あとはフランス語とドイツ語か…と名前コレクター気分。