ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ペンと文具屋さん

数日前に受け取ったアメリカのパルの手紙は
きれいな緑色のペンだった。
英文を書くときは流れるように書き、インクの出がいい
万年筆を私はいつも使う。
定番は色彩雫朝顔がお気に入りで、ボトル3本目。

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-AS アサガオ

それ以外はsigno0.38の黒色を使っているのだけれど、
たまには色を変えてみたくなる。

一時期、海外のパルたちの使う青色が素敵だと思って
その話をパルたちにしたことがある。
海外製の青色は日本の青色とは違う色。

→はSARASAの青色で、
大きく書いたぐるぐるは、オランダのパルがくれたペンの青色。
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オランダのパル以外にも、
ロンドン、アメリカ、オーストラリア…と
各国の青色ペンを送ってもらったけれど、
正直、書きにくい。筆圧の弱い私が書いていると疲れる。
そして、インクを使い切る前に書けなくなる!

海外製のボールペンは諦め、文具はやっぱり日本製!と
思っているので、緑色のペンを買いに文具店に行った。

そこはよく行く文具店で、緑色のペンを2本買った。
signoの0.38のグリーンブラック、signo0.5の緑。
帰ってわくわくしながらグリーンブラックで書いてみると
出ない…。
買ったばかりなのにインクがでない。
微妙にでているけれど、こんな薄い色???と
インターネットで調べると、全く違う。

振ったりしても、ティッシュの上で書いても変わらないので
買ったばかりだし、文具店に持参して交換してもらうことにした。
翌日、ペン1本を交換に行くのも気が引ける…と思いつつ
下敷きがいるという娘と文具店に行った。

店長らしき人(以下、店長さん)が店番をしていて、
昨日買ったペンのインクが出ない、と言うと
店長さんは試し書きしてみたけれど、インクは出ない。
ペンを分解し、芯を見ると「これは、あかんわ。。。」と。
店長さんは「古いペンだからインクが悪くなっているから、
これを使って。でも、最後までは出ないかも。」と
代用品に同じペンを3本くれた。

1本が3本に増えた!?と喜んで帰ったけれど、
家に帰って書いてみると、インクが出たのは1本…。
知らなかったけれど、インクの芯に製造年月が書いてある、
(多分、文具店のおじさんもそれを確認したんだろう)
09.04…2009年4月?!12年前か…、
それはインクが出なくても不思議はない。。。

一緒に文具店に行った娘が「ちゃんとした文具屋さんだったね」
と言っていたことが胸に残った。
どっかの文具店は替え芯を注文したら、
替え芯の検索をかけていて、衝撃を受けたらしい。
あそこの文具店では、さっと棚からでてきた、と。
”文具屋”さん、”本屋”さん。
そういえば、”政治屋”というと侮蔑表現になるのは
変な話だとふと思った。
真面目にやっている文具屋と同じにしていいものかと。

ちなみに唯一インクが出たのは08.01、2008年1月?!

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