ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

エイプリルフールの余波

サウスカロライナ州の仲良しパルにも
「グランドピアノを買っちゃった」と
エイプリルフールにメールした。
その返信は…

Ha! Nice try lady, but I don't believe anything
you tell me today :)

(フン、頑張ったわね、お嬢さん。
でも、今日のあなたが話すことはなにも信じないわ。)

と全く信じてもらえなかった。
年々、守備が頑丈になってきている。

インディアナ州のパルにも同じメールを送ったら、
「私のはエイプリルフールではないわよ。
リビングの窓からの景色見て!」というメールに
添付されてあったのは、しんしんと雪が降る動画。
いや、いま4月だし!
嘘!エイプリルフールでしょ?!と聞くものの、
本当なんだって!!と。
インディアナ州で雪、なんていうニュース全くないのに…
えっ?本当なの?と現在、混乱中。

エイプリルフールでは全く驚かなかった私、
4月2日に新聞で教職員の異動を見て、
「嘘!!」と絶句してしまった。
6年の担任を3年ほどしている保護者が異口同音に
「いい先生よ~!」という先生が異動になっていた…。
来年、新六年になる花子の担任にならずに異動。
元教員ママたち、新聞を見てラインや電話で、
「花子ちゃん、何先生になるんだろうね?
このまますごい先生運で突き進むね!」と言われた。

元教員ママたちに、「なかなかないよ…」と呆れられるほどの
素晴らしい先生たち(残念ながら嫌味)に受け持ってもらってきた花子、
そうか、やっぱり6年で急によい先生に!なんて問屋が卸さないのか。
はぁ…と花子より私がショックを受ける。

 

 

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グランドピアノ購入!

「前から欲しかったグランドピアノをついに買っちゃいました!」

と、夫に朝から言ってみる。
「えぇ~!!」「本当に?」「うそ~!」というこどもたちとは反対に
「今年のエイプリルフールは雑やなぁ。」と夫に呆れられた。

友人たちにも同じグランドピアノのエイプリルフールにした今年、
「弾きに行かせて~!!」とひっかかってくれた友人たちもいれば、
「今年はシンプルね…」と全くひっかかってくれなかった友人も。

googleマップに今日から1週間、ウォーリーが地図上に出現し、
Googleマップウォーリーを探せ!ができる。
ウォーリーよりミッケ世代の我が家のこどもたちだけれど
世界中を旅してウォーリー探し中。

news.yahoo.co.jp

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選択をしないという選択

今日、新聞で読んだマックス・ホーキンスさんの記事に目が釘付けになった。
職業、IT芸術家。

www.asahi.com
なに、そのうさん臭さ満載の職業は!と読み進めたので、
編集者?の思う壺。

彼はグーグルで2年働いた時、このままではこれからの人生は
安易に想像できる!とグーグルを辞め、
自作アプリにその日の予定を決めてもらう生活を始めた。
コンピューターが無作為に選んだ見知らぬ人と一緒に朝食を食べ、
人事管理ソフトの利用者の集まりに参加したり、
化粧品店メイクアップ講座に参加したり…
自分の趣味や嗜好から離れ、いままで見えなかった世界を見えた、と。

これを読んで、「楽しそう!!」と思いつつ、
一方で、あれ?それなら、私は現実世界にも満足するべき?と思った。

それというのも花子が入学してから公立小学校というもの混ざり具合に
驚きを隠せない。
私自身は高校は英語に特化したコースがあったため英語好きばかりに囲まれ
高校の友人たちは外大、芸大、外国語学部へ行った友人たちが多い。

そして、小学校で知り合ったママさんたちはまた確実に新しい人たちで…
出身だけでもいろいろで、
音大、教育学部、外国語学部に理系の学部も!
・・・わかります?
仲良くなったのは大卒のママが多かった。
きっとそういうママたちと価値観が近く、
話が合うのだと思う。
育ってきた環境なども近いことがあり、分かり合いやすい。

そういえば、私のママ友の特徴はもう一つあった。
私より5つ6つ年上…なんてのはかわいいほうで、
15歳以上、年上のママ友もいる。

公立小学校にはいろんなママさんがいて、元ヤンママから現役?ヤンママ、
家庭環境が複雑すぎる子もいれば、のほほーんとした子もいて、
子供は元気が一番!というママもいれば、
学習がほかの学校に比べて遅れている!と気にするママもいる。
ほぼ100点を取る子もいれば、小学校なのに30点以下をとる子たちもいる、
そんなクラスで、どこに照準を合わせて授業をすればいいわけ?!と
先生も悩むだろうなぁ~といいたけれど…学力が低いのは子供に責任転嫁していたりする
そういうクラス状況を見るたびに、もっとレベル別に分かれたクラス編成なら
先生も児童も、楽なのではないかしら?と思ったり、
いやいや、このいろいろごちゃ混ぜが社会の縮図さ!と思ったり…
日々、揺れている。

自分では選ばない場所、人へと導いてくれるアプリ、楽しそうだけれど
それって、最早、人間が選択していないのでは?
アプリが選んでも、行かないのなら意味をなさないし、
アプリが選んだところならどこでも行くというのも疑問を感じる。
その一方で、常に自分の殻を破って新しいことに挑戦したい!という
思いは誰にでもあるだろうし、そんなアプリが登場したら
私も絶対に使ってみたい!

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ディスレクシア

ディスレクシアって、知ってる?」と日本のママ友たちに聞いたことがある。
教育に熱心なママさん、病気に詳しいママ、保育士のママや
習い事の先生のママさん等々…。
「あぁ~!ディスレクシアね。」という人は一人もいなかった。
「なにそれ?」とみんなが聞き、やっぱりあまり認知度が高くないのだなぁと
改めて思った。

ディスレクシア、dyslexia.
読字障害、読み書き障害と呼ばれ、LD(学習障害)の一種。
紙の文字が動いていたり重なって見えるが
タブレット学習や音声学習では文字が読める人もいるらしい。

私が初めてディスレクシアを知ったとき、小学生のときを思い出した。
クラスに一人は教科書の朗読がものすごく苦手な子がいたな~と。
漢字が読めないのかと思ったら、ひらがなも読めず、
隣の席になったときは、こそっと数文字先を小さい声で教えていたけれど
その場限りの助けではなく、
あのこにはもっと違う支援がいったのだろうなぁ、と。

そんなことを思い出したのは末っ子の次郎の1年生最後の参観日。
ひらがなをマス目に書くことに苦戦している子がいた。
一年生の国語ノートには縦横に十字の点線が入っている。
手本があっても、どこのマスに書こうかと悩んでいる様子を見て、
「ん?」と思ってしまった。
日本でディスレクシアを知っている小学校の先生って、どのくらいいて
そういう児童への対応を得意とする先生がどのくらいいるのだろうか。
各小学校に一人は発達障害の専門家のような先生がいる!
という状況にはほど遠い、ということはこどもたちの小学校を見ていて感じる。
そんな話を日本在住で日本の学校で働くアメリカ人のパルにした。

I'm surprised many teachers ignore students with LD problems.
(多くの先生がLD(学習障害)を抱える生徒を無視することに驚かされている)

アメリカでは、学校とカウンセラーがIEP(Indivisual Education Plan:個別学習計画)を
作り、伝統的なクラスや教室では困難がある生徒たちを教育する。
困難を抱えたまま置き去りにされている日本の生徒たちを見ていると
日本の教育について、時々とても心配になる、と書かれていた。

アメリカの別のパルの息子君は身体的、言語的な発達に問題があり、
特別な教育を受けていた。
(パル自身が”special education”と書いていたので)
しかし、昨日のparent/teacher conference(先生との面談)で、
Beginning next school year, he will be an ordinary student!
(来年度の初めからは、普通学級になるの!!)
と決まったらしい。
とても熱心で模範的な良い児童ですよ、と先生に言われ、
パルは泣いてしまった…と。
自分の子どもが特別な教育が必要だとわかったとき、
彼女は「ほっとした」と言っていた。
太郎や次郎が周期性発熱と診断されたときに私がほっとしたのと同じで、
「私の育て方のせいじゃないのね!」という安堵。
支援が必要で、どのような支援が有効かわかりつつあるいま、
その特別な教育を受けるまでよ!と彼女は語っていた。

ディスレクシアが広く認知され、いろんな方法で同程度の教育を
受けることが当然になってほしい。

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アドバイスは手抜き?

サウスカロライナ州の仲良しパルから、とーっても長いメールがきた。
彼女は仕事を辞め、自宅でアトリエショップを開くことを決意し、
現在準備に忙殺されている、

そんな彼女からのメール、
Do you have any advice on how I should schedule my day?
(私がどうスケジュールを組めばいいか、アドバイスない?)
というものだった。
午前中、息子を学校へ送り出し、家事をして
気づいたら息子が帰宅。夫も帰宅。
夕飯の準備をするまでの間、仕事をして
夕飯食べたらもう疲れ切ってなにもできない…。
会社員として働いているときは、家で仕事をすることにさえなれば
もっと自由な時間になるって思っていたのに、なんで???

I feel like a hyper little dog just running in circles.
(興奮した子犬が円の中で走っている気分よ)

と書かれていた。
なんだかとりあえず、忙しく動き回っているのに
何もできてないの~!!というメールだった。

そして「こども3人いるあなたはどうやっているの?」と聞かれた。
私はとーっても効率的に動いているように見えるらしい。
よく、「どうやってるの?」といろんな人に聞かれる。

1日が24時間なのは同じで、8時間以上は睡眠時間がいる私。
朝5時起きなどは無理で…ってなったら、やっぱり
どこかで”手を抜いている”だけだと思うんだけれど…と思いつつ、
これをアドバイスとして言うのか?としばし葛藤。

そういえば…子どもたちが戦力になりつつあることも大きい気がする。
数日前に、実家の父が来た。「いまから行くわ~!」と。
こどもたちが手分けして掃除をしてくれて、私が洗濯を干している間に
とーってもきれいになっていた。
今年の家庭訪問は楽かも…。

私はつい小5の花子にあれもこれもあれもこれも…といろいろ言うけれど、
それを花子が太郎や次郎のできるレベルのことは下請けに出し、
「うわぁ~!!太郎、すごいじゃん!」とほめ上手。
あぁ、そうか、こうやって人を使うのがうまい人って、
自分の時間を作り出すのもうまいってことかもなぁ~と思った。
そういえば、私が子供会の役員をしたとき、
「メイさん、人を動かすのうまいですよね~。」と
年上の男性役員たちにいたく感心された。
えっ…人を使い過ぎ?一応、私も動いているけれど
できないところをお願いします~としていたつもりだけれど…と焦ったら
「頼み方がうまい。」と褒められ?た。

ということで、私は時間をうまく活用し、段取りよくやっているわけではなく、
ただ単に人を使うのがうまいだけだったわ~!アハハハ!と
送っておいた。
サウスカロライナのパルにはまだ小さいと思っている息子君を
頑張って戦力になる日を夢見ながら鍛えていくしかない。
他人に頼むと気になって仕方がなく、つい自分でする!
そういう人はサウスカロライナのパル以外にも多い気がする。

 

 

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おすすめの消しゴム

文房具のブログはたくさんあって、付箋やシャーペンなど
熱く語っているブログは何度か読んだ。
でも、忘れられている文具がある。
どれがいいの~!?と買うたびに悩み、試行錯誤や
新しい製品がでるたびに試してきたものがある。
これについて私が熱く語る時が来た!と万端を期して、
語ろうではないか!

消しゴム”。

鉛筆はかわいさ重視で多少の書きにくさは許せるけれど、
かわいいだけとかデザインだけの消えにくい消しゴムは許せない!
そんな花子を筆頭に、小学生3人の我が家。消しゴムの消費量もすごい。
いかにか弱い子どもの力で消せるか!
いかに最後まで使い切れるか!
いかにちぎれにくいか…小さくなるとボロボロとなったりする
消しゴムが意外にある。

ちなみに私はレーダーを子どもの時から愛用していいた。

 

シード 消しゴム レーダー100 S-100-5P

シード 消しゴム レーダー100 S-100-5P

 

 

こどもたちにもレーダーを使わせていたのだけれど、
力を入れないと消えない…と不評。

夫はこちらも定番のMONOを推すものの、
私も子どももいまひとつ好きになれない。

 

トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノボックス 18個入 JHA-061

トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノボックス 18個入 JHA-061

 

 では、低学年や入学する子どもにおすすめの消しゴムは?
現在、我が家で猛烈な人気を博しているのはアーチ!!

 

 消しやすい!!カバーも手でちぎれる細やかな配慮!
カバーを外して使っていると、
子どもの友達が我が家で消しゴムを使って、
「どこの消しゴム?!」と鼻息荒く聞いてきたほど。

さくらクレパスの消しゴム?と最初は見向きもしてなかったけれど…
いやいや、さくらクレパス、いい仕事しますね~!!

まとまるくんは、キャラクターものとコラボしていて
外見はかわいいのだけれど、小さくなるとぼろぼろとちぎれて
最後まできれいに使い切る、という点で残念。

同じく低学年におすすめなのは小学生学習字消しと銘打った消しゴム。 

 これもさくらクレパスだったのか!!と今気づいた。
これはもうさくらクレパスの回し者にしか見えないかも…。
でも、1つ100円程度の消しゴム、ぜひ一度さくらクレパスのアーチを
使ってみてほしい。もうほかの消しゴムに戻れないから。

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バブル中

現在、我が家はバブル中。
なんだか感覚が麻痺している。
ピアノの発表会が終わったけれど、ピアノ練習時間があまり減らない。
こどもたちのピアノの先生は、2,3段階上のレベルの曲を
発表会の時には渡してくれる。
今回の花子の曲はフラットが4つ、ついていた。
楽譜をもらったときは、「これは…無謀っていうやつ?」と
思った。
いざとなったら、「頑張ってみましたが、無理です!」と言う気満々でしたが、
なんとかなった。
そして、発表会が終わり教本に戻ると
花子も太郎も「教本が簡単すぎる~!」と笑えるほどらしい。
発表会前は1時間の練習を一日二回…としていたので、
春休み中に一日3回、1回30分程度のピアノを弾くことは全く苦にならないらしい。
その結果、いつもは1か月かかってクリアするくらいの量を
どんどん練習していき…夫はこれを”ピアノバブル”と呼ぶ。
ええ、すぐに弾ける、バブルですから!

発表会の季節、あちこちのブログで発表会の選曲についての
悲喜こもごもを目にした。
わ~い!と喜ぶのはごくごく少数で、
「レベルが低い曲をもらった」
「好きになれない曲」などなど。

我が家のこどもたちの先生が発表会用にくれたのは
打鍵が強くガンガン弾いたり、スタッカートが得意な花子には
女子力いっぱ~いの教本でいうと…2つ先?!くらいの曲、
太郎にも教本2つ先くらいの指が鍵盤をあちこちする曲。
太郎はト音記号のドの位置が覚えられないというレベルで、
どこか遠くへ指がいったら、戻ってこれませんけれど~!というレベルで
こんなに鍵盤の上で左右の手が同時にあちこちいくの?と楽譜を見て絶句。
次郎には太郎が去年弾いた曲で…この指が飛ぶのに苦労したのよねぇ…と
いろいろ思い出し、憂鬱になった。

それを3か月ほどで強弱やペダルの踏み方などを指摘されるレベルにまでなり、
「動かず、口を閉じていれば、女子みたい~」と
花子は先生からお褒めの言葉をいただき、
「ドの位置、覚えたで!」と、今更なにを…な発言をする太郎にも
「大きくなって…」と感無量。
次郎への曲が予想外に次郎には簡単だったことはさすがの先生も計算外だったもよう。

発表会の曲をもらったときは、どうなることかと思ったけれど
毎年思うけれど、発表会が終わってからがすごいんです!
あんなに苦戦していた教本がさらさら~っと進むようになる。
こどもたちにどの曲を与えたら、レベルアップするか、
その目がある先生、さすがだわ~と毎回、夫と感心してしまう。