ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

新たに知った英語

インディアナ州のパルの手紙にはいつもたくさんの英語やアメリカの発見がある。
例えば、
「私は本当に滅多にあいつは誰からも尊敬されてない、
なんてことは言わないのよ、本当に。
でも、彼は本当に誰からも尊敬されてないんだから。」
という言葉で始まった話題、
「メイ、トランプがどのように報道されているか知ってる?」と。

インディアナのパルがいうには、
ふつうは"President Obama"(オバマ大統領)とニュースなどで
言うらしい。
そういえばそうかも。
「でも、彼はPresident Trump(トランプ大統領)なんて
呼ばれてはいないのよ。」
Donald Trumpって呼ばれているのよ、
彼はアメリカの歴史上で初の基本的な尊敬も得られていない大統領なのよ。
メディアを責めようとは思わないわ。
メディアは正しいわ、彼はいまのところ尊敬に足りうる人物ではないのよ。」
というのは2018年春の話。
「メイ!彼はやったわよ!偉業を成し遂げて、
歴史に名を残す大統領になったわ!!」
なんていう話は残念ながら、まだ聞いていない。

そして、もう一つ、
"You have a heart of gold."
(あなたは金の心を持っている)
と、彼女は私を形容していた。
”金の心”、同じフレーズをハーレクイン小説で読んだわ。
「彼は金の心を持っているのよ!」と。
金の心…それって、オーラがすごいってこと?
触れると金になるようなお金持ちオーラ?
なんだ、その”金の心”???と思いながら読み飛ばしたけれど
インディアナのパルの手紙で思い出したので調べてみた。

have a heart of gold:思いやりの心

”金の心”って、直訳すぎて…翻訳者、ちょっと表に出なさい、
という気分になってしまった。
編集者も違和感なかったのか…。
漢字の変換ミスも多いハーレクイン漫画&小説、
いろいろと残念なところが多い。

そして、彼女が10代の娘についての話をいろいろと
書いていたけれど、娘ちゃんを形容することばは
”sassy girl"だった。
なに、このsassyって?と調べたら、小生意気な、勝気な、強気な
というような意味らしい。
アメリカの南部で主に使われるとか。
ティーンエイジャーの女子を形容するのに
これほどぴったりな表現って、ある?!と感心してしまった。
13歳、ティーンエイジャー入りした我が家の花子も
まさにsassy girlですよ。

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インディアナから小包

インディアナ州のパルから小包が来た。

中にはたくさんのお菓子…

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バースデーカードに家族全員へのクリスマスプレゼント(去年)に
イースターのお菓子に…どでかいリース。

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大きさにびっくり。

たくさんのチョコレートやカード、誕生日プレゼントは
もちろんうれしかったけれど、
彼女の予告通り、便せん18枚もの手紙が4つもでてきて、
それがやっぱり一番うれしかった。
去年の私の誕生日の手紙から始まり、
彼女がこの一年をどれだけ波乱万丈に過ごしたか…。
彼女自身の病気も抱えながら、インディアナ州の銃乱射事件で
学校に警察官がいることになって恐怖を感じることや
学校の対応に怒って長文Eメールで抗議したこととか…。
お疲れ様です!!としか言えない。

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一番驚いたのは、リースが入っていた袋がジップロックだったこと!
こんな大きなサイズのジップロックがあったなんて!!

 

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ピアノ8年目

花子がピアノを始めて、8年目くらい。
(途中、私の出産でお休みが2年ほどあったので)
太郎は5年目、次郎は3年目。

ピアノを始めたばかりの頃、
勉強を教えていても全く怒らなかった私が
ことピアノに関しては鬼になる、と夫に言われた。
こどもたちにも何度も、何十回も
「ピアノを辞める!」と言われた。
その度に孟母断機を思い出した。
「ここでピアノを辞めるということは、
ピアノを習ったことがある、と言うことも憚られるレベルで
終わるっていうことで、
お金をドブに捨てたようなもの。絶対にピアノは辞めない。」と
こどもたちに口が酸っぱくなるほど言い続け、
我が家ではピアノと学校の宿題は必ずするもの、になっている。

発熱していても、元気があればピアノと宿題もどうぞ~、
インフルエンザで出席停止?
ラッキー!ピアノを何時間でも弾けるね!と。
我が家のこどもたち、宿題、勉強とやって「疲れた」と言うと
「では、休憩にピアノを弾いたら?」となる出席停止を
とーっても恐れていて、
「早く学校行きたい!休み時間がきっちりある学校、大好き!」と
言っている。

そんな騙し騙し、無理やりさせてきたピアノ。
以前は、「プロにするわけではないんだから、そんなに必死の形相で
こどもたちにピアノをさせなくても…」と夫は言っていた。
親が適当でいいと思っているものを子どもが真剣にするわけがない、
と思っているので、それなりに、私にとっての本気度で
ピアノをさせてきた。
もちろん、コンクールに出場させようなんて思ってもないので
そういう方たちの足元にも及ばないレベルの練習量で。

今日、「ピアノ、長く続けててよかったなぁと最近思えるような
いい曲を3人が弾いている。」と夫が言った。
特にソナチネ入りした花子の曲は練習していても
あぁ、ピアノって素敵…と思える。
モーツアルト弾いているはずが
「ベートーベンの曲だっけ?」「ベートーベン臭がすごい!」と
先生からは言われてますが。
「ベートーベン風モーツアルトです!」と花子は答え、
「ベートーベン風とかいらんねん!モーツアルトらしく
モーツアルトを弾いて!」と言われるのは最早お約束。
ここに至るまで約10年。
まだ「ピアノをやっててよかった」と思えるレベルに
片足も突っ込んでいない、数十メートル先に見えてきた程度。
それでも、音楽のおの字にも興味のなかった夫に
「クラッシックの曲っていいよね」と言わせるようになった年月。
頑張ったな…私、と相変わらずの自画自賛

高校受験くらいでピアノも一旦は終わりかなと私は思っていたけれど、
夫は「細々とでもピアノを続けていけるといいね。」と言い、
更に驚かされた。
「音楽がある生活っていうのもいいけれど、
ピアノが弾けるって、やっぱり後々の人生を豊かにすると思う。」と。
昨日、うちの夫は宇宙人に連れ去られたんだと思う、
こんなこと言う人、うちの夫ではありませんけれど…と
夫の顔をまじまじと見てしまった。

ママそれぞれ

学生時代の友人から
「息子くんたちの年中、4歳児のときって、
どんな感じだった?」と聞かれた。
彼女は保育園で保育士さんから
「周囲と違う。来年度もこのままなら専門家へ相談を」と
いわれたらしい。
いままで、なんの問題も言われたことがなかったのに
突然、こんな厳しいことを言われた…と彼女はショックを受けていた。

私は彼女の息子君を見たことはないけれど、
彼女とは15年以上の付き合いで…
彼女は「一度も言われたことがない」と言っていたけれど、
実際は、何度もオブラートに包んで保育士さんから言われているのでは?
と思う。
でも、あまりにも彼女がオブラートの額面通り受け取って、
「それって、もしかして…」と気づかないから、
ついに直球ストレートで言ったんだろうなぁ…と
天然の彼女に直球ストレートを最後の手で投げたことがある私は
保育士さんにちょっと同情したり。

保育士のママ友に相談すると、「最近は保育士さんも発達のことは
言いにくいから、きっとすごく勇気をだして、
気を使って言ったと思うよ。」と。
専門家への受診予約しても受診は半年先ということもザラだから、
とりあえず予約したら?
発達に問題がなければ安心するし、
グレーだったとしてもこれからの子育てに役立つ情報もあるだろうし、
ということだったので、私は彼女にそう伝えたものの
「息子は去年より成長しているから、受診はまだ考えてない」
と友人からは返信が返ってきた。

正直、この返信がすごく意外だった。
私が同じ状況なら、「じゃあ、とりあえず専門家…」と予約する。
その専門家の意見が気に入らなければ、自分で勉強したり
セカンドオピニオンを求めるかもしれない。
でも、素人がいくらあーだこーだ考えても、
その考える時間が無駄な気がする。

太郎が生後三か月で聴力検査に引っかかったときは、
私とは違うやり方で学ばなければいけないのね、
まずは私が「手話覚えなくちゃ!」と思ったし、
(後に正常だったことが判明)
次郎や太郎が…そして、多分、花子も周期性発熱と診断されたとき
私の食事や生活環境がこどもたちを発熱させているわけではなく
病気なのね!とわかって、すごくほっとした。
そして、ADHD自閉症のこどもたちをもつ海外のパルたちが
「診断が下りて、どれだけほっとしたか。
専門家の意見が役に立った。サポートがありがたかった」と
言っていたとき、「わかるわ~!!」と思った。

ふつうの子とは違う支援が必要な子、
それだけ。
だから、従来の方法ではうまくいかないこともあるから
学ぶ必要はある。
それだけでしょ?と思うのだけれど…
保育士のママ友は「受け入れるのに時間がかかる人もいるのよ」と
言っていた。
人それぞれ考え方が違うんだなぁと改めて思った出来事だった。

 

13年目のガスコンロ


ママ友たちとキッチン設備の話題にたまになる。
私の周囲では最近はガスコンロ派は最早、少数派で、
IHの家が多い。
こどもたちも中学生になってきたママ友たち、
家を購入して10年経過、な人たちが多い。

「外壁の塗り替えがすごかった…」
「屋根の塗装が…」
といった話から、
「IHクッキングコンロが壊れた…」
「洗濯機がすでに3代目…」という話も。

IHだ、ガスだ、と言っているのをそれほど思い入れもないので
ほぉほぉと話を聞いていると、
「メイさんは?」と聞かれた。
聞きたい?我が家の調理環境。
ガスコンロで、いまは3つ口が主流の中、1つ口!
5年目経過したあたりで奥のコンロがなぜか点火しなくなり、
まぁ、使いにくかったし…と、そのまま2口コンロになったものの
火力が強いコンロもここ2年程は点火しにくいのを
だましだまし使っていたら、ついに点火しなくなり…
現在1つ口コンロ。
この1つ口も最近は火力が安定せず…寿命が近い気がする!

そんなとき、知り合いのママさんが知り合いの設備屋さんを
紹介してくれたので、見積もりしてもらうことにした。
まずは、見せてください…と我が家のガスコンロを見て、
「あぁ…これか…」と。
ええ、リフォーム会社も設備屋もうならせる我が家のガスコンロ、
下にガスオーブンレンジがついている。
「これを残したいんです!だって、まだ壊れてないし、
新たに買うと高いから。」

なぜガスオーブンレンジを使わなかったか、
我が家には15年選手の電子オーブンレンジがあって、
私の予定では10年目くらいで壊れて、以降はガスオーブンレンジに
切り替え…のハズが、まだ現役。
まだ壊れる気配もない。
すごいな…と感心。
それに比べて洗濯機なんて、5年おきに故障して
買い替えている気がする。

ガスコンロと下にあるガスオーブンは同じメーカー、という縛りが
安全面からあるらしい。
我が家のガスコンロは…ナショナル製。
フリーコールで聞くと、ハーマン製(ノーリツが扱っている)一択。
ということで、設備屋さんにカタログを見せてもらった。
売れ筋のところに付箋を貼っていてくれたけれど…
ガスコンロに私が求めるものは掃除のしやすさとか温度調節とか
タイマー機能とか炊飯機能(最近のガスコンロにはあった!)とか
プレート温めとかではないんです。
「壊れにくいもので。」。
安くて、機能が限られて、シンプルなものがいい~!と決めた。
リフォーム会社に依頼した見積もりの半分の見積もりがでて、びっくり。

魚焼きグリルも両面焼きだったけれど、油がグリル内に飛び、
そのグリル内が掃除しにくいわ、油が移って火がつくわ…と
グリルも久しく使っていなかったけれど、
最近はクックボックスなるものがあって、
油が散らないようになっている。
「クックボックスは絶対に追加で!一緒に買う!」と。 

 カタログを見た瞬間に決めた。
なんて画期的!
私が手を伸ばして必死に掃除していたグリル庫内、
いまは取り外して洗えるようになっていたり、
13年で進化を感じた。

なんやかんやと文句言いながら使ってきたガスコンロ、
ついに入れ替えが週末にある。
「いままでありがとう」の気持ちを込めて、最近はせっせと掃除。
お世話になったわ~と。
それを見た夫と花子に言われた、
「捨てる前に掃除するって、意味不明。
壊れる前に掃除したら、長く使えるんやで。」と。
新しいガスコンロの清掃係が決まったようです。

とんちのような

アメリカのパルが手紙の中で書いていた。
「あなたの謝辞がなぜ成功したかわかるわ。
あなたの人柄がでている文章で、誠実さが伝わったのよ!」と
彼女は褒めてくれた。
いやぁ…照れる、とお世辞はそのまま受け取る。

アメリカやイギリスのパルたち、
”人柄がにじみ出たスピーチだったのね”と、
みんな言っていたので、
そういう定型文のようなほめ方があるのかしら?
と思ったほど。

そんな中、ウィスコンシン州のパルが謝辞の英訳を読みたいというので
英訳して送ったところ、感想が手紙できた。

Your speech was amazing,a huge success!
(あなたの謝辞、素晴らしかったわ、大成功ね!)

And it sounds like you came up with a great way to thank you
without cutting down the school,or without lying about what you
thought about it or being fake.

「学校について省略することなく、学校についての思いを
ウソをつくこともなく、
捏造することもない素晴らしい方法を思いついたわね。」

そうなんです!!
そこよ、そこ、そこをもっと褒めて。
メイさん、ウソついてない~!
先生自身や学校はあまりほめず…
「嘘も方便」と思いつつ、口が裂けても言えなかった…
口が拒否するっていうか…
文句なら止まらないけれど…
それでも聞いた人たちには、きちんと”謝辞”になっていたんだから。

それを日本人ではなく、アメリカのパルまで理解してくれるなんて!!
でしょ?
でしょ?
頑張ったでしょ?
あ~んなに文句いっぱいあった小学校に
私が謝辞って、どんなジョーク!!
「それ、一番笑うやつ!」(花子の中学校の先生の口癖)だった。

それもすべて”平成”のお話。
令和では、私は静かに存在を消して、くじもできる限り当てず、
ひっそりと過ごしたい。

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時の経過

アメリカではもう修了式&卒業シーズン…。
ということで、海外のパルたちから学校が休みになったら
キャンプに行こうかな~とか
旅行に行くの~といったものから
楽しいお話がたくさん聞こえてくる。
いつもなら、「日本はまだ1学期が始まったばかりだっていうのに
いいなぁ~」と思っていた。
今年は「あら、日本はいま10連休なのよ。」と私もおおらかな気持ちで
旅行の計画が聞ける。
10連休になってわかった。
連休だけあっても意味がなかった…お金がないと。
お金があっても、この人込みの中に参戦したいか?と聞かれると、
断固拒否!!で、遠出もしていない。

そんなすでにあちこちで学校が終わる~!という
喜びにあふれた手紙やメールの中、
インディアナのパルからメールが来た。
「娘がついにプロムへ出かけたわ」と写真添付してあった。

その写真を見て、びっくり。
娘ちゃん…えっと、いくつだっけ?
26とか27だったっけ?あれ?もっと若かった気がする、と
思いながら読んでいると「高校のプロム」と書いてある。
(プロム=卒業式のパーティーのようなもの)
高校生?!
これで…?
隣の男性はもしかして同級生?
いや、高校生には全く見えない…とびっくりしてしまった。
海外の人には日本人は若く見られるっていうけれど、
(その海外の人たちにも私は若く見られない、
という不思議は置いといて)
高校生…もうおっさんみたい、と衝撃を受けてしまった。
でも、私の周囲でも、小学校4年生から知っている近所の男の子が
すでに高校生になって、
「こんにちは!久しぶりです!」とこの前、低い声で
あいさつをされて、
顔と名前と声が全く一致しなくて、しばらく固まった。
男子高校生、急におじさんになってしまうわ~。

そんな話を中学生男子を持つママ友にしたところ、
「うちの息子」と、久しぶりに息子くんの写真を見せられた。
その男の子も小学校低学年から知っていて…
いかにもな”お坊ちゃん”だったのに、
その写真に写っていたのは…「誰、これ?」だった。
ヒゲ…ヒゲ生えてる~!!!
中高生男子、なぜかうっすら生えた髭を大事にするよね…と
中高生時代の従弟や同級生を思い出した、そんな写真だった。
みんな知らない間に大きくなって…と夫と話していたら、
「お母さんも同じ速度で年とっているから」と
娘から言われた。
こわすぎる。

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