ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

大人の階段のぼった?

中1の花子、テスト期間中もピアノを弾き続け…
といえば、聞こえはいいけれど、15分ほどのピアノ練習なので
弾けなくならない程度に弾くというレベルで
上達とは程遠い…と思っていたけれど、ついに!ついに!
モーツアルトソナタを終わった。
モーツアルトっぽくなかったモーツアルトを弾き続けること数か月、
「次は花子ちゃん、ショパンね」とあれほど言っていた先生、
「次の楽譜は…」とおっしゃるので、メモの準備をしたら、
メンデルスゾーンの狩りの歌」と。

メンデルスゾーンの「狩りの歌」?!

www.youtube.comこれ、発表会に弾きたい~!!と去年、花子が先生に直訴して、
「花子ちゃんにぴったりすぎるから、ダメ」と
拒否された曲!
花子の目がキラーンと輝いた。

 楽譜はメンデルスゾーンの春秋社を指定された。

メンデルスゾーン集 2 (2) (世界音楽全集ピアノ篇)

メンデルスゾーン集 2 (2) (世界音楽全集ピアノ篇)

 

 花子の先生が言うには「春秋社の楽譜を持つということは
子どもレベルを卒業ってことで、もう容赦しないわよ!」と。

私が一番びっくりしたことは、
花子がメンデルスゾーンを弾くことではなく
先生が花子にショパンを諦めたことでもなく。
全音ではなく春秋社指定したこともでもなく…
先生、いままでは一応、これで子ども扱いだったのか!!と
いうところに衝撃を受けた。

ぜひ、これからもバシバシと指導していただきたい!
花子の弾く「狩りの歌」楽しみ!

tooの前のカンマ


一応…英語が好きな人が行く高校へ行き、
私立も英語コースをもちろん受験し(滑り止め)、
高校では英語が毎日3時間あった上に
いまは海外のパルたちと英語で文通もメールも会話もしている私、
中学生の英語の教科書なんて、わからないものはない!!と
豪語していた。(過去形)

花子の教科書を見て、びっくりした。
ぶったまげた。
なんじゃこりゃ~!!でした。
私の時にはあったのに…消えてる?!
あれ?!どういうこと???
なんで???と全く分からなかったのが
教科書に載っていたこの例文。

Nice to meet you too.

違和感ないですか?
ちょ…ちょっと…tooの前のカンマはどこいった?
私が習ったときは

Nice to meet you,too.でしたよ。
あれは、Yes,I can.のときのカンマと同じで不動のものではなかったの?
消えてる!!とびっくり。
花子に「カンマがない説明はあった?」と授業で
先生が「昔は、ここにカンマがあってな…」という話があったのかと聞くと
「そもそもそこにカンマがあったの?」と聞かれる。

あった!
ありましたとも!
このカンマ忘れで、バツになったこともあった気がするほど
私の時代には重要だったカンマ…どういうこと~?
どこへ消えたの~?

ということで、各種、調べてみた。
Z会に英語の参考書も本屋で立ち読みしたけれど…
カンマが消失した理由が書かれてない上にカンマがある教科書もある、
なんていう話をネットで聞き、ますます謎は深まる。

調べた、検索した、考えてみた…私の限界…ということで、
教科書の出版社にメールしたのは1週間前。
できれば、英語の中間テスト前に返信が欲しかったけれど
あちらも忙しいでしょう…と首を長くして待てども返信なし。
1週間過ぎたし、電話で問い合わせしてみた。
私のメールは迷惑メールへいっていたようです…
ええ、そうですね、迷惑でしょう…すいません…と言いつつ、
”tooの前のカンマ”について聞いてみた。

英語の教科書の担当編集部の男性が教えてくれました。
「それ、問い合わせが多いんですよ~」と。
…いや、それなら一言、なにか教科書の端にでも
消えた理由を書いておいてくれたら、私もメールしなかったし、
あなたも電話とる必要なかったんですけれどね…という言葉は飲み込む。
「tooの前のカンマ、間違いや正解はないんです。
ただ、現代アメリカの書き言葉を元にしていて、
現代ではカンマは省略されているため、数稿前からカンマは省略している」
というお話でした。

正直、まぁ、そうだろうな…と思っていたところが
着地点で、それほど驚きはなかったけれど
これからは、「Nice to meet you too.」のときに
tooの前にカンマをつけると、年がバレるな…と
敢えてtooは書かない!と小さく決意した。
中1の英語の教科書からも発見があるわ~。

 

 

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誕生日週間なのに疲労困憊

すでに2枚の誕生日カードが私宛に届いた。

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毎年、この時期はわくわくする。
誕生日をうれしくなくなったという人もいるけれど
私はいくつになっても誕生日はうれしい。
一年で特別な日!なわけで、何を食べようか、とか
何を買おうかとかいつもとは違う贅沢なものを食べたいとか…と
最近は物欲がなく、食欲ばかり。

今年の誕生日前はワクワクもあまりなく、
なんだかすでにどっと疲れている。
それというのも花子の初!!中間テスト。
私の中学生時代はこんなに勉強していなかった…。
だから、あの成績だったのか…と花子と比較して気づいた。
勉強って、どうしてこう終わりがないのだろうかと
花子と一緒にやっていてぶちぶちと文句を言い合った。

”一緒に勉強している”という文字通り、
花子の横で同じ理科を解き、同じ地理の問題に取り組み…
そして一緒に疲れた。
テスト勉強を遅くまでやって(といっても22時には寝たけれど)
朝起きても疲れが取れない、あの感じ。
大学受験のときを思い出した。
夢の中で数学の問題が出てこなかっただけ、
まだマシだったけれど。

初の中間テストまで二人三脚で取り組み、
とりあえず、終わった!燃え尽きた!…私が。
花子は今日がテスト最終日。
「数学100点!とる!」と言っていた花子の
持ち帰った数学のテスト問題を見て、ケアレスミスをすでに3つも
見つけてしまった私…脱力感、”半端ない”←花子の担任の口癖。
あれだけやったのに…
見直ししたっていったのに…
そうですか、やっちゃったのね…と。
あんなに簡単なテストでも”満点”って難しいなぁと
改めて思った。
今日は、「理科の満点を目指す!」と鼻息荒く行った花子。
理科の先生は「絶対に100点はとらさない!」と言う先生らしく
どんな問題がでるのかわくわくしながら登校した。
私はテスト勉強の疲れがまだ残っている上に、
きっと答案が返却されたら、またケアレスミスを数えて疲れそう。

 

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人権意識の欠如

夕方の情報番組、tenが結構、好きだった。
なんで?と聞かれると、なんでだろう…と思うレベルながら
ニュースを見るときはten。
でも、「めばえ」のときにはプチっと電源を家族から切られる。
(「めばえ」は今日生まれた赤ちゃんを紹介するコーナーで
毎日、新生児が見られる。かわいいぃ~!!
と黄色い声をついあげてしまう)

そんなtenがネットで話題になっている?!とびっくりした。

www.huffingtonpost.jpお客さんの性別が謎で…という店員さんの悩み?に応えた、らしい。

若一光司さんが「セクシャリティに踏み込むことがそもそも
人権意識の欠如。気軽に触れていい話題ではない。
情報番組として、よくこれを流せたな。」
と言っていたけれど、正直…本当に同意。

同席していた女性アナウンサーも「本人の了解を得ているし…」と
いやいや、そこじゃない!そうじゃないでしょ!!と思いつつ、
そういうセンスでやっている番組なんだ、これ…と
私はびっくりした。
そして、ほかにも女性弁護士もいたのに…なにも言わないんだ…と驚き。

その後の対応で、これからも見ようかどうしようか決めようと
今日、久しぶりにtenを見た。(問題VTRがあったのは金曜日)
メインキャスターの女性、
「私自身、この番組のキャスターとして、
あいまいな態度を取ってしまったことがさらに多くの方を傷つけ、
不快な思いを抱かせてしまったこと、
深く反省しています。」と。
読売デスク、「当日その場にいましたが、何も言いませんでした」と。
そして、放送局長まで、でて謝罪していたけれど…
見て分かったことはひとつ、
こういう番組って、限りなくノーチェックで放送されているんだなぁと。
そして、「あれ?」と思う人も限りなく現場には少ないんだ…と。

人権意識に敏感なのは若い世代で、年配の世代はあまりないからこそ
「まだ結婚してないの?」
「男の子は生まないの?」
とか言ってくるのだと思っていたけれど、
「男性?女性?」と聞いたり、見知らぬ人の胸を触ったり、
免許証の提示を求めたり…。
そのVTRを平然と見られることが理解できない。
もうtenは見ることないな、と思った。

こどもたちのバースデーカード

インディアナ州のパルが私とこどもたち3人に送ってくれた
バースデーカードがそれぞれにぴったりで、とても素敵だった。
末っ子の次郎にはこの犬のバースデーカード。

Rock it! Jam it! Sing it!
(ロックにいこうぜ、楽しくいこうぜ、歌おうぜ!)
ロックって…もう日本語になっているから、訳しにくい。
カードの中もまさに”次郎”にぴったり。

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手を空に上げ、尾を振れ!屋根に上がれ!

今日はお前の誕生日だ!

ウォーウォー!!

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Just like you!(あなたのよう!)とインディアナ州のパルのコメント入り。
いつもなんだかBossy(偉そう)な末っ子次郎にぴったり。

 

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11歳の太郎にはこのバースデーカード。

太郎のカード…意味わからない。
えぇぇっと、
Abundant chaos. 混迷だらけ
Total anarchy. 無政府状態
A complete breakdown of order 秩序の完璧な崩壊
And decorum そして礼儀正しさ

…これ、バッドマンの名文句とか?
元ネタもわからない私には意味不明。。。

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13歳、ティーンエイジャー入りした花子にはこれ。
「誕生日は人生の紙吹雪」
confetti:紙吹雪
confettiという単語、知らなかった。

花子がティーンになってね…と海外のママさんたちに話すと
”I know what that's like."
(どんなのかわかるわよ)
と、同情コメントがくるようになって、とても面白い。
花子はまだそれほどとんがってない。
スーパーについてこなくなっただけ…。
それだけでもちょっとさみしいけれど。 

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ミントティー

またやってきた小包!
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私とこどもたちのお誕生日月ということもあり、
小包でお菓子をたくさん受け取った。
(すでに開封されてますが…)

真ん中のサイダーのグミがおいしかった!
海外のグミ、私には硬すぎたり味がいまひとつだったりと
やっぱり日本のグミと違う…と思うことが多いけれど、
このサイダーのグミは手が止まらないおいしさ。

そしてミントティー…。
開封してないけれど、「海外の人って、ミント好きね…」と
チョコレートにもアイスにもミントを入れる海外の人たちに
一家で同じ感想がでた。

 

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自在置物

ロンドンのパルから"jizai exhibition"に行ってきた、とメールが来た。

jizai exhibition…ジザイ展覧会?
jizaiではなくjidaiではないの?
昔の衣装とか小物とかの展覧会?と聞くと、
”jizai okimono"と返ってきた。

自在置物、あぁ~!それか!!って、
わかる人はどれくらい日本人でいるのだろうか。
自在置物、こういうもの。

Jizai Okimono Hawk

これ、金属加工されたものっていうのはわかるのだけれど、
現代アート?」とロンドンのパルに聞くと、
"Noooo!"(ちがーう!)と返ってきた。

この自在置物、なんでも江戸時代後期からあるもので…と
ロンドンのパルに日本人の私が教えてもらう。
そして、ウィキペディアで確認。

ja.wikipedia.org
知らなかった…。
ウィキペディアでも日本国内より海外での評価が高い、と
書かれてあったけれど、本当にそうかも。
私とは違うアンテナの夫にも自在置物を知っている?と
聞くと、「なにそれ?」ということだったので、
さも以前から知っていたかのように教えてみたり。

江戸時代の文化、あなどれないなぁと感心した。

 

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