ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

筆が進む

筆が進む人と筆が進まない人というのがいる。
ファーストレターは筆が進まないものだけれども、
それ以降の手紙って、ものすごい相性を感じる。

いまのところ、相性悪いなぁ~と思うような人はパルにおらず、
順調にお返事が書けている。
その中でも特に相性のいいパルはイギリスの女性で、
お互いに毎回8枚~10枚(裏表のときも…)と封筒が分厚い。
その上、彼女も私も返事を2日以内くらいで出しているものだから
月に2回も彼女の手紙を受け取った。
「この手紙の早さで、あなたへどれだけ手紙が書きたいかわかるでしょ?」
なんて言われたら、「私も書きたいことがあるわよ~」となり、
正座占い、血液占いから教育論、子育てトーク、子どもの話まで、
「あなたは、なんて面白い人なの!!」と彼女は書いていたけれど、
いやいや、彼女とその娘ちゃんも面白すぎなんです。
午後、何して遊ぶ?と聞く娘ちゃんに「ソファで昼寝」と彼女が答えたら、
「それもいいけれど、一緒にマラソンしない?」と誘われたとか。
昼寝とマラソンのギャップに爆笑しました。
有り余ってる子どものエネルギーをどうにかできないものか、
というのは万国共通の母親の思い。あれが電力源になれば、
我が家は電気買うことはないと思うくらいです。

もう一人、トルコの同じ年の友人から、手紙が着いたというメールを
もらいました。私の英語はそ~んなにレベル高くないと
自負していますが、そんな私でも彼女の英語のミスはわかった。
多分、彼女も英語が得意ではないのでしょう。
というだけで、ものすご~く解放感を感じてしまう。
やっぱり英語を母語とする人としない人へ書く手紙は重圧が違う。

学生時代のフランスのペンパルの英語もそれはもうひどくて…
関係代名詞のwhoとwhichすらわかってなくて、”英語の先生になりたい”
と彼女から聞いたときは絶句したものです。
でも、私も彼女も母国語に絶対の自信があったので
(「日本語とフランス語のどちらが美しいか」で喧嘩して、
世界には二つ、美しい言語があるっていうことにしましょ、と
なったくらいですから、苦笑)
英語のレベルアップをお互いにはかることなく、
よくわからない英語でなんとな~く意味がわかるで、
5年以上文通してました。

トルコ人のパルと私は英語の文法チェックをするわけじゃなく、
友達として手紙を書くだけだから、しかもお互いに英語をわかってない
ということは、無法地帯?!私たちだけ通じればいいのよ~と
より気楽~に書けます。そのうち、トルコ語と日本語のちゃんぽんで
文通できれば、いいなぁ~と思ったり。


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