子どもたちの七五三をしました。
我が家は娘7歳、息子5歳、息子3歳とみんな一度に七五三!
一度きりなのでレンタルする予定でしたが、同じくらいの金額で買える。
それなら、買ってお正月も着るぞ!と購入。
娘は私が7歳のときに着た私の祖母が誂えた正絹の着物。
…おばあちゃん、ごめん!私、なにか料理をこぼしてるよ…と20数年経って
気づきました。
「高いのに!!」と7歳の私にイラッと来たり。
でも、7歳の私のおかげで、娘が多少、汚しても寛容な母でいられそうです。
すでに汚れてますから。。。
娘が3歳のとき、私も母が七五三のときに着た着物を着て写真を撮った。
今回も!と実家に持って行き、母と子どもたちを着付けして、
その後、私も…の予定でした。
段取り命よ!と実母と相談し、着物を着る時間が耐えられる長さ順に着せることに。
つまり、7歳娘→5歳息子→3歳息子、です。
7歳娘を着つける母の横で私も息子の着付けをしていたら、
母が着付けた娘の着物がどうも田舎っぽい。
晴れ着というよりも、普段着に着物を着た感じなんです。
よく言えば着なれていて、時代劇にも出れそうだけれど、
悪く言えば、田舎っぽい。
う~む・・・何がおかしい?一体どこ?と思いつつ、
息子に取り掛かる。
5歳の息子が完成したころ、7歳の娘、着崩れてます…。着崩れを直し、
帯をくくり直し…3歳の息子が完成するころ、ほかの二人が着崩れてます。
ここですでに1時間経過。
着付けの問題ではなく、子どもたちが洋服と同じように着物で動き回るのが問題で、
「おとなしくしなさい!」と何度言ったことか。
私が着付けしたら、完成までにまた3人が着崩れてるよ、と着物を諦め神社へ。
前日の雨で、どろどろの駐車場を子どもを抱えて境内に行き、
草履が歩くたびに脱げる3歳の息子の草履を5分おきに履かせ、
「着物じゃなくて正解」でした。
神社でほかの完璧に着付けをした7歳の女の子たちを見て、
私の違和感がわかった。
田舎っぽい!と感じたのは衣紋の抜き方かな、と。
子どもは衣紋を抜かない!と着付けの免状をもつ母は抜かなかったけれど、
抜いている子どもの多いこと、多いこと。
多分、どこかで着付けしてもらった子たちかな?と。
そういう子どもたちを見慣れているからか、違和感があったのかも。
文化的には、子どもの衣紋は抜かないのが正解のようです。
子どもが色気を出す必要はない、というところでしょうか。
祈祷もしてもらった子どもたち。神主さんが子どもたちの住所と名前を
滔々と読み上げると、一様に顔を私に向け「バレてる!!」と。
神さまとツーカーの神主さんは僕たちの住所も名前も知ってるのか?!と
驚いてました。・・・そういうことにしておきましょう。
「悪いことはできんなぁ。」と夫に脅され、子どもたちお行儀よくなってました。