最近、気になるものは?とフィンランドのパルに聞かれた。
彼女はヨガに夢中らしい。
私の最近、気になるものは”ミニマリスト”です。
持たない暮らし、シンプルライフを追及する人、になるのかしら。
服や食器など必要最低限の暮らしをしている人のブログを
たまに読んで、
「エイヤ!!」と物を捨てる。
5年以上穿いていて、最近は穿いてなかった部屋着のズボンだったり、
カップ&ソーサで、カップはすでに割れ、
ソーサ(皿)だけ、小皿のように使っていた食器だったり、
使えればいいやと思っていたものたちだったけれど、
なんだか妥協している感じが生活に悪影響を及ぼしていたようで、
なくなってスッキリ。
流行を追った服装をしている人もいるけれど、
私はシンプルなTシャツにジーンズという格好で年中、問題ない。
寧ろ、それがとっても楽なんだよなぁ~と思っていたら、
こういうのを”制服化”というようで、
スティーブ・ジョブズのように毎日、同じ服を着ることを意味する。
日々は小さな選択の繰り返しで、小さなことでもエネルギーを使う、
どうせエネルギーを使うなら服を選ぶ以外で、ということらしい。
ものすごく合理的な考え方だと思う、
お洒落云々はもう放り捨てている気がするけれど。
でも、シンプルな衣装って、それだけでかっこいい。
それに耐えうるかどうかという問題は置いといて…。
ミニマリストの方々のブログを見て気づいた。
子持ち家庭のミニマリストなんて、いないじゃないか!ということに。
子どもがいるっていうことは、それだけで洋服がいっぱい。
胃腸風邪の季節にはトイレが間に合わず…と全着替えを日に3回、
ご飯を食べれば服を着替え…という生活では最低枚数10枚でも足りない!と
何度なったことか。
いまでは、ちょっとは洋服の枚数が減った気がするけれど、
子どもの持ち物でミニマリストは無理だわ~と気づく。
「消しゴムがなくなった!」と急に言ったり、
「のりが終わった!明日、いる!」と急に言う子どもたちに備え、
我が家は常に2つ、3つのストックを確保している。
我が家でできるレベルのことといえば、
ちょっとミニマリストの殺風景な部屋に触発されて、
片付けをするレベルだわ~と気づいた。