最近、言われるたびに「社交辞令?本気?」と
聞き返したくなる言葉がある。
「うちの子の勉強がわからなくなったら、
花子ちゃんママ、家庭教師してね。」と
2,3人に言われた。
さすがに大学受験の高校3年生の保護者には、
「こんな時期から、そんな重要なのは無理です」と
丁重に速攻で断ったけれど、
「いざとなったらメイさんに娘の英語頼むから」と
中学生の娘を持つママに言われ、
いざとなったらって、塾がさじを投げたときか?!と
ドキドキしたり。
家庭教師をして偏差値40のこを70にした!なんて
武勇伝もなく、家庭教師すらしたこともない。
教えるのが得意です!と宣伝したこともない。
私が教えたのは妹と現在進行形でわが子たちだけ。
しかも小学生ママたちは”算数”、
中学生ママは”英語”。
義務教育でみんな学んだから教えれるでしょ?と
思ったけれど、
そもそも子どもの勉強を見る時間がないのかしら?
気軽な塾+友達の家に遊びに行かせる感覚?
小4の娘に聞くと、
「お母さんのスパルタを知らないからで、
体験したら、もう結構ってなるんちゃう?」
とばっさり斬られた。
「月謝も払うから」と言われても、
月謝の平均もわからない…と、
もし、本気で聞かれているなら、これくらいの月謝って
言ったらいいかしら?と
夫と習い事の先生をしている友人に聞くと、
「あかん!!」と言われた。
安すぎる!と。
途中で値上げはできない、
もう少し高く月謝を設定して、それに見合うように
教えるべきで、低すぎる!と。
へぇ~ほぉ~と聞き、いや、やっぱり私には無理だわ、
と改めて思った。
とりあえず、わが子の算数はきっちりしよう、と
週末にドリルを買った。
難易度高めの頭をひねる問題よりも簡単な問題で
できる!できる!と基礎をしっかり固めようと
少し簡単なドリルを買ったところ、
50ページのドリルが土日で終わった。
「これなら簡単!」と子どもたちが寝ても覚めてもドリル。
…本当に我が家のこどもたち?とびっくり。
いまの時代のこどもたちは、学習内容は私の時代と同じなのに
土曜日は休み、なので、とにかく演習が少ない。
漢字や計算が足りないな~と感じていたので
ちょうどよかった。