ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

会話の量と質

夫と小6の花子は相談相手に向かない。
例えば、先日、家事労働を時給換算すると男女で差が出てくる、
という記事を読んだ。
男性のほうが女性より安く見積もるらしい。

「どう思う?」と夫に聞いたら、
「それって、手取り?総支給?
アイドル時間は?云々…その記事の設定条件は?」と
すごく細かい話になった。
夫は”もし”の話にも細かい設定がなければ
仮定の幅が多すぎて回答できない、
という人だったのを忘れていた。

手取り!アイドル時間含み!と条件を加えたところで、
「それは俺が払う方?もらう方?」と更に突っ込まれ…
もういいわ!!と私がなった。
「真面目に回答しようとしたのに…」と夫は納得いかないようだったけれど。

そして、今日、小6の花子と次郎の通信教育について話した。
6年生になってからZ会を始めた花子に
Z会はどう?」と聞くと、
「どういう意味で?」と聞き返される。
そうだった、花子も細かい設定がいる人だった…。
Z会を始めて意味があったと思う?」と聞くと、
「意味はあったと思う。」というので、つい
どういう風に意味があった?と聞いたら、
Z会をやってないときの私が想像できないから、
Z会を始めてどう意味があったかはわからない。
でも、いまとは違う結果になっていたとは思う。」と。。。
ブルータス、お前もか…。

次郎に通信教育をさせようかと検討中の私、
「次郎に通信教育って、どう思う?」と花子に聞いてみたら、
「私は次郎ではないからわからない」と回答。
では、次郎と同じ2年生の気分で、どう思う?と聞くと、
「次郎が私にはなれないように、
私は次郎にはなれないのよ。考え方も違うし、
相手の立場に立つことはできても相手の思いまではわからない。」と…
だから、国語の”〇〇の気持ちになってふさわしいものを選びましょう”
っていう選択問題で毎回、間違えるわけね…と納得。

「メイさんちって、会話が多い家族よね」と、よく言われますが、
期待している回答にたどり着くまでが長いから、
無駄に会話が必要なんです!特に条件や設定が細かい夫と花子には。
また、太郎との会話は要領を得ないので、
「それって、~っていうこと?」という質問を何度も繰り返し、
結局、時間がかかる…その割にたどり着かないところは一緒。
一番会話が楽なのは8歳の次郎かもしれない。
「お母さん、僕はわかるよ」
「わかってる」
「大変やんな」
この3つしか次郎はほぼ言ってないけれど、
このほぼ3つで十分なのもわかっている8歳男児
あんたは一番、出世するよ!と密かに思っている。