突然、子どもの習い事の先生から電話がかかってきた。
「メイさん、中国語話せるのよね。どのくらい?」
・・・どのくらいと言われましても、
忘却の彼方で、自分の自己紹介もおぼつかないくらいです、と
正直に自己申告したのに、
「基礎は知っていらっしゃるのね?」と。
な・なんですか、それ?
それを言い出せば中学生はみんな英語の基礎を知っている
っていう理屈ですよ~とドキドキしていたら、
「中国人の生徒さんができたけれど、
日本語がさっぱりで、私も中国語がさっぱりだから、
ちょっと中国語に訳して。」と。
もうすぐある発表会についての説明なんですが…
これを英語にはできても、中国語…。
あわあわ…と突然、パニックになりながらも
「よかったわ~!メイさんが中国語できて!」なんて言われ、
必死に私の中国語全盛期は10年前で、
いまは忘却の彼方です、使うことがなくて…とアピールしましたが、
「安心だわ~」と言われた。
一応、言いましたよ、最悪は英語になりますよって。
私には”友達”という強い味方が…と
スマホで連絡を取ろうとして気づく。
私の友人たち、いま台湾と香港の人ばかりで、
中国の人って、いないんですけれど…。
前に文通していた中国人の女の子は出産後、ちょっとお休み中。
台湾のパルに「中国と台湾の中国語って、すっごい違う?」と聞くと
と…とりあえず、日本にいる中国人の最近は年賀状でしか
連絡取っていない友人に電話したら、
「好久不見!」(ひさしぶり!)だけ中国語で話して、
あとはずーっと日本語で話しましたとも!
日本語版をくれたら、中国語にしてあげる、と言われ
丸投げです。ありがと~!
英語版も作って、「変なところを教えて!」と
ロンドンのパルにメールで送ったし、
あと私にできることは待つこと…。
安請け合いはやめよう、と反省した一日。