花子の卒業式で謝辞を読むことになった私、
謝辞?!
感謝の言葉?
学校に????と苦しみつつ作成した。
学校への感謝、という方向は諦めて、小学校を含み、
もっと大きな地域社会への感謝という体で一応、完成した謝辞。
元教員ママさんたちに「こんなんできたんですけど…」と
見てもらった。
最初に入れたジョーク、「ぷぷぷ!!メイさんらしいわ!」と
元教員ママさんから教員歴30年以上の知り合いにまで
笑っていただけたので、実際に言っても大丈夫なのだろう。
本題の謝辞は「地域のあたたかい眼差しがたくさんの
エピソードとともに色濃く描かれている!」と褒められまして…
「具体的エピソード満載で素敵!」と。
でしょ?でしょ?でしょ?なのですが、
「ところで、学校への感謝の具体的エピソードはなし?」と聞かれ
固まる。
「先生にはいつも採点基準や評価基準を明示していただけたので
保護者の間でも大きな混乱は全くなかったです」
「いつも迅速な情報発信をしていただけたおかげで、
保護者はいつもありがたかったです」
「オンとオフをきちんと分け、真摯に学ぶことの大切さを身をもって
先生から教えていただきました」等々、
花子のいままでの担任のあれこれや学校についてを知っている元教員ママに
「感謝エピソードって、こんな感じ?」と聞くと、
「こわっ!!」と言われた。
さきほどのエピソードはすべて真逆のことばかり起こった小学校だったので…。
「もう創作だ!」「作文は得意でしょ?」とママ友たちに囁かれたけれど、
嘘をつけない性格でして…。
「なにかあるでしょ?」「なにかあったでしょ?」
「ひとつはあったでしょ?」と質問され、
いくつか使えそうなエピソードを語ってみたものの、
謝辞に入れるレベルには全く到達していなかったようで、
「さすが…」
「花子ちゃんの先生運はもう本当にすごいよ」と絶句される。
最後は、”神の手”で捏造か…。
謝辞って、なんなんだろう。