ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

タトゥーと尊重

タトゥーの話をサウスカロライナ州のパルとしたとき、
彼女の夫が言ったらしい。
「日本には攻撃的なタトゥーの人が多くて、
メイはあんなに拒否反応があるのか?」と。
サウスカロライナ州のパルは、「日本は保守的なのよ。」と話したらしい。
「ピアスをつけることも拒否反応があるし、
女性は外ではイヤリングつけるのも誘ってると思われて
リスクがあるのよ。」と。
外でピアスやイヤリングをつけない?
・・・それは、日本ではないな。
それでもって、中東のどこかでもない気がするよ、と訂正しておいた。

ピアスといえば、私の出身地では結構、拒否反応がでた。
「ピアス開けたの~」と私が言ったとき、
すでに29歳くらいだったのに…
「反抗期?」と言われたり、「うわぁ、ちょっと無理…」と
同じ年齢の友人たちからも言われた。

一方、関西では、60代どころか80近いおばあちゃんが
かわいいピアスをつけている。
「親からもらった体に傷をつけるなんて許されません」の世代じゃないの?!と
私が衝撃を受けた。
近所のおしゃれなおばあちゃんたちはみんなピアス。
「イヤリングより楽よね~。」と。
しかも、毎日のように付け替えていておしゃれ。
「あら、メイさん。今日はかわいいのをつけてるわね。」と
私のピアスのチェックまで入れてくれる。

ピアスの考え方も日本でも土地により違うように、
もしかしたらタトゥーも違うのかしら?と
ウィスコンシン州のパルに聞いてみた。
彼女は60目前で、末っ子は大学生。上二人は成人。
「タトゥー、むっちゃ普通!若い子はみんなやってるわよ。
男の子は腕一面にやっている子も多いし、女の子は蝶とかの
小さいかわいいのを入れる傾向があるわね。
うちの末っ子もやりたがっているけれど、まだ入れてない。
ボディピアスは逆に減ってきていて、30すぎてやっている人は
すごい稀だと思うわよ。」と。

「学校の先生ですらタトゥー入れているわよ。
「それに牧師ですらタトゥー入れているくらいなんだから。」と
メールで教えてくれたのは日系3世のパル。
「でも、日系の我が家では家族も親戚も入れてない。」と。
漢字タトゥーが流行っているけれど、町で変な漢字タトゥーを
高頻度で見かけるそうで…アリアナ・グランデの漢字タトゥーとか
知っているでしょ?あれはひどい間違いだわ。とあった。
(七輪って入れた件かと)

I never say anything negative to other people about it.
It's a very personal decision to get a tattoo and
so I have to respect the other's person's decision
to permanently paint their body.
(私はタトゥーをしている人々に否定的なことは言わないわ。
タトゥーを入れることはとても個人的な決定で
彼らの決定を尊重しなけれなならないから。)

タトゥーに限らず、他者の個人的な決定を尊重する、
こういう考え方は好きだわ。

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