ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

イメージ大事!

アメリカのウィスコンシン州のパルとコロナウイルス
ワクチンの話になった。
オランダのパルもその話を熱く語っていたけれど、
ごめん、いまはそのニュースにあまり興味がない、と
アメリカのパルに話すと、
”About how women talk too much?"
(女性がしゃべりすぎるっていうことについて?)
と言われた。
アメリカにまでニュースになっているのは本当だったのか…。

大学生時代の私なら、時代錯誤のおじさんに怒り心頭で
怒髪天を衝いている頃だろうと思う。
正直、いまの私はフラットですから、平常心。
これが大人になるってことか…と最初はなんだか嘆かわしくなった、
諦めてしまったかのような自分自身に。
でも、イライラしているところはある。
誰があの人を会長に据えたんだ?とそのイメージ戦略の
下手さに、失望した。

80過ぎの人間の性格がガラリと変わることはない。
50過ぎると、だんだんとそれまで以上にいろんなことに
これでないと!という固執が増えてくるもんだなぁ、と
周囲の人々を見ていても思う。
それでも、年を取ると多少のことには動じないし、
顔も広くなる。
森さんはそういうところを買われたのだろうと思う。

でも、もし、私が任命者なら、
「森さん、そろそろ後進を育ててくれませんか?」
とか言って、若者を”会長”に据えて、副会長として
あるいはいち役員として手伝ってほしい、なんてことを言う。
その”若者”は東京オリンピックのイメージキャラクターに
なりそうなフレッシュな人で、
文春砲なんて、当たるどころかかすりもしそうにない人。
そして、立派なスピーチライターをつける。
ぺらっぺらっと自分の価値観をさもオリンピック大会組織委員会
価値観のように話さないこと、という契約書も交わす。
・・・というところまで、するべきだったんちゃうか?と思う。
オリンピックで日本のイメージアップを図る!
というのは大前提だっただろうに、
その逆をいった今回、任命者の”お粗末さ”に
目も当てられない。

全く響かない首相の会見を見ていても、
首相にすら、日本にはスピーチライターも
スピーチ指導もいないんだなぁ、と思った。