ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

褒められたのは誰?

ここ数日、英検準1級のライティング対策で英語で小論文を
頑張っていた。
Grammarlyで文法の問題点を見つけてもらったり、
(すごい量の問題点が指摘されて、憂鬱になる)
ロンドンのパルに見てもらったり…
自分でも考えてみたり…としたけれど、
英作文はやっぱり添削必須だな、と思った。

ロンドンのパルにもお願いしたけれど、限界を感じる、
負担になっていると思う、と夫に話すと、
どのくらい送ったの?と聞かれた。
どのくらい…150単語以内の英作文を5つ…3日で。
よく考えれば多いわ~と自分でも思ったので、
ほかになにか良いサイトはないものかと探してみた。

そのうちの一つ、IDIYをやってみた。
「166円~」となっていたので安いのかな?と思ったら
単語数によるし、課題にもよる。
私の場合は”持ち込み課題”で。
お手軽添削と学べる添削とあって、安さ優先でお手軽添削をしてみた。
二人の先生にお願いしてみた。
1人はイギリス人男性、
1人はアメリカ人女性。
イギリス人男性は数倍丁寧で、コメントもしっかりくれたので
以後、彼に頼もう~!とロンドンのパルにも送りつけつつ、
IDIYでも添削を頼んだ。もちろん別の課題。
まずはGrammarlyをせずに添削依頼を出すと修正箇所も多々あり…

”You have set it up really well in parts with a wonderful
conclusion at the end. 
I have corrected and changed some sentences to 
the standard Eiken Pre-1 but they were only small changes,
nothing to be too worried about at all." 
(文章をうまく組み立てて、結論もよくできている。
いくつかの文章を英検準1級用に変えたけれど、
心配するほどのミスはない)

というアドバイスが返ってきた。
ほめ上手!乗せ上手!こういう先生が良い!と
この先生にお願いすることにした。

次は完璧に!と些細な文法事項はGrammarlyで修正した上で
単語のミスチョイスだけを直してもらおうと、すでに文法は
修正された文章を送った。
その結果、どうなったか。

"Your ideas and creativity today were fantastic and
you explained your ideas well in English.

I have checked, checked, and checked again, and your sentences
and I can only find one fault today."
(あなたの今日の考えと文章はすばらしく、自分の考えを
上手に英語で説明できている。
あなたの文章をチェックして、チェックして、チェックしたけれど、
今日、僕が見つけたあなたの間違いはたった1つだ。)

間違えていた部分の解説後も
”The rest is amazing with meaningful vocabulary and creative sentences.
Good thinking and writing."
(残りの部分は語彙も文章もすばらしい。
よく考え、よく書かれている。)

いやぁ…Grammarly、すごっ!と思った。
ただ、Grammarlyが修正してくれるのは「a 抜けてまっせ、」
「the いりますよ」、「ここはカンマがいる」、
「sがいる」「sがいらない」という程度で
単語の提案まではしてくれない。
(有料版は知らないけれど、無料版では)
文法のミスがないのはGrammarlyのお手柄だけれど、
meaningful vocabulary と creative sentencesは私の手柄!
だけれど、なんだか勝利の気分を味わいにくい…。
いや、もう誉め言葉はGrammarlyに言って、な気分になった。
カンニングしたわけでもないのに…。

次はやっぱり実力で!と自分で何度もチェックして書いた英作文を
提出すると、やっぱり小さなミスがたくさん…。
でも、魔法のステッキで評価されたものは
あまりうれしくないことがわかったので
実力を受け止めるしかない。