ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

夏の楽しみのひとつ!

クラシックコンサートを聴きに、家族で片道2時間ドライブして
出かけてきた。大阪まで!
阪神高速、久しぶりに乗ったけれど、時速17キロで走るような
渋滞ぶりで、「これは阪神低速だと思う」
「これで高速料金とっていいの?」とこどもたちが言うほどの
渋滞だった…。
これが毎日なのか?すごいな、大阪…と私も感心。
絶対にスピード違反で捕まらない安心速度だった。

さて、肝心のクラシックコンサートは、
いろんな音楽家のいろんな曲…だった。
コロナ禍でしばらく行けれていなかったので、今年をすごく
楽しみにしていたけれど…率直な意見としては
「今年はちょっと残念」だった。

なぜにみんなこうもマニアックでマイナーな曲を選んだ?
というような耳馴染みの全くない曲ばかりで、
(作曲家はあの有名な!!というような人ばかりなのに)
しかも、…今年の演奏家たちは我が強そうな感じがいっぱいで
「あれは伴奏?伴奏の音が大きすぎない?」と娘が声楽家
歌った後に言ったり…
声楽家の後ろですごい悦に入って弾く伴奏に私も目が釘付け。)

室内三重奏にヴァイオリンとピアノのためのソナタに…
毎回、演奏後に末っ子が言っていた。
「多分、あの人はソロでするべき。」という言葉に私も
「しーっ!!」と言いながら、大きく同意。
きっと一人一人がすごいうまい!!
でも、合わせれているかって言うと…
リズムがあってないわけではないし、曲も素敵なんだけれど…
競い合っているような音ばかりだった。
ピアノをソロで弾いていた人の演奏をほっとして聴いたとき、
なんだかなぁ…と思った。

ピアノの先生に「ビッグネームよ!!」と言われて楽しみにしていた
楽家も、「きっとソロでは上手なんだろうけれど…」と
家族のだれもが思うようなうまさ。
素人でも「うまい!」と最初の一音で思わせるレベルの。
それでも、「あれは即興です」と言われても信じるレベルの
合わなさというか、なじんでいないというか…
中学生の末っ子に「合わせる練習が足りないんじゃない?」と
言われる…。しっ!!怒られるから!!
ビッグネームなんだから!!

音楽ホールも”関西では一流”と聞いていたけれど、
響いてない…ピアノの迫力がない…音が小さい…と
「あのホールはちょっと…」とド素人ばかりの我が家でも散々に
言われていた。
いろいろと残念だった上に観客が演奏が終わった瞬間に席を立ち帰る…
「さすが大阪の人はイラチ!」と高校生の娘が漏らした感想、
響かないハズのホールで響いた…。数人に振り向かれましたよ。
「余韻を味わうことを知らないのよ。」という
私の感想も響いたらしいけれど…。

楽しみにしていただけに、ちょっと残念だった。