ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ロンドンのパルの結婚式


ロンドンのパルから結婚式の写真をついに見せてもらった。
写真は教えてもらったパスワードで、すべてオンライン上で見れる。

彼女のオーダーメイドの鎧、とても楽しみにしていた。
ついにウエディング鎧(ウエディングドレスの代わりに鎧)を拝見!!
彼女らしいウエディングドレス、もといウエディング鎧で、
それを着ていた彼女はとても幸せそうな満面の笑み。
鎧を着る工程も撮影されていたけれど、友人3人がかり。。。

「面白い格好できて!」と結婚式の招待状に書いていた彼女、
そうはいってもそこは真面目なイギリス人だから、
ふつうの格好で招待客も来るんだろうなぁ~。
私も行くならスーツ?と思っていた。

招待客が集まっている写真を見てびっくり。
えーっと…頭に最初に思い浮かんだのは”ちんどん屋”。
その蛍光ピンクスカートはどこで調達してきた?!
おばあちゃんが草間弥生みたいな水玉ワンピース着てる!
その上、全身タイツのブルーマンのようなパープルマンがいて、
そのパープルマンは律儀?にスカートを履いている。
イギリスの正装か?そこはやっぱりタータンチェックなのか!と
もうちかちかしすぎて眩暈がする人々もいる一方で、
ジャージもいればジーンズもいた。
そこは結婚式の趣旨を理解して、ちょっとは仮装すればいいのに…
と思ったり。

やっぱりパープルマンに私は目が釘付けで、
「私、結婚式に行っていたら、
絶対に一番にパープルマンに声をかけてるわ!」と
ロンドンのパルに話したら、
「彼は私の親友よ。絶対にあなたとも気が合うわ。」と言われた。

パープルマンに驚いていたら、真っ白のマスクを被っている人も
出席者にいた。白髪でスーツなのにマスク…。
仮面舞踏会のような真っ白のマスクで、顔が一切見えない。
それを横から撮影されていて、とてもシュール。

なんだか上品で、よく似合っていて、素敵だわ~。誰?
と聞いたら、ロンドンのパルの婚約者の父。
義父なりたてほやほやの人だった。
噂では”いかにもイギリス人”というふうによく聞いてきたけれど、
良い意味で噂どおりの上品さだった。
あのマスクって、口まであるから食事のときは?とつい聞くと、
マスクは外して食べていたらしい。やっぱり。

夫やこどもたちとも彼女の結婚式の写真を見たけれど、
子どもたちの感想は、「イギリスと日本って、文化が違うね~」だった。
いや…これは、多分、イギリスでも珍しい結婚式…。
でも、誰も彼もが本当に満面の笑みで、どれもこれも素敵な写真だった。

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鉛筆削りの限界

鉛筆削りが壊れた。
こどもが宿題をするとき、ドリルをするとき、
常に寄り添い監視、温かく見守りながら鉛筆削って5年以上。
いろんな鉛筆を買うのはもう趣味の範疇で、
鉛筆削りは最早”私の趣味”と言い切っている。
いま使っている鉛筆削りの前に2台、鉛筆削りをダメにした。
ボキっと手で回すところが折れたり、削れなくなったり…
鉛筆削りって、こんなに壊れやすいものだった?!と呆然とし、
ちょっと値段が高くても壊れないもの!耐久性のある鉛筆削りを!
ということで、日本製の鉛筆削りを買ったのが5年以上前。

 

カール事務器 鉛筆削り エンゼル5 プレミアム ブルー A5PR-B

カール事務器 鉛筆削り エンゼル5 プレミアム ブルー A5PR-B

 

 

昨日、夫が珍しく鉛筆を削ろうとして、
「なんやこれ?!」と言い出した。
最近は鉛筆がうまく削れなくなって、コツがあってね…と
私がコツを伝授しようとすると、夫は分解を始めた。
「鉛筆をはさむ部分の金属が磨耗している。
削る部分のギアも磨耗しているから、削れない」と
私のストレスの原因が究明された。
金属部分がこんなに磨耗するほど鉛筆削ったのか…と夫に驚かれた。
子ども3人いるので、毎日10本以上は鉛筆削っている気がする。

こどもたちの小学校は高学年になろうともシャーペン不可。
赤ペンすら不可なので、鉛筆だけで7本、赤鉛筆も5本と
高学年の花子の筆箱には鉛筆ぎっしり。
太郎も筆圧が強いので、いつも鉛筆をしっかり使ってくる。
それに今年からは次郎も加わり…
3人分の学校で使う鉛筆に家庭用の鉛筆に、
手動でせっせと鉛筆削りを回してきた。

では、修理を…と思ったら、修理に1620円(送料込み)!
えーっと、1800円くらいで買って、1600円?
あれ?差額は200円?!と呆然としてしまった。
新しいのを買うことにした。
古いのも捨ててない。もし、どこか部品が壊れたときには
二個一にするかもしれないので。

それにしても、最近は修理が割高すぎる気がする。
こどもたちが使っているサーモスの水筒(1L)、
カバーの底が抜けてきたので水筒カバーだけ買おうと思ったら
水筒カバーが1606円、新品水筒(1L)カバー付きは2700円。
どんだけ高いカバー?!
私は家計より環境にやさしい消費活動をする!と
志高く水筒カバーを買ったけれど…。

安いものを消費していくことより、高くても大事に使い続けたいし、
使い続けようと思っているのに消耗品や修理費の高さに驚く。
新品をもう少し高い値段設定にして、
消耗品や修理を安くしてくれたらいいのに~と思ってしまう。

鉛筆を各種メーカー買ってきて、我が家の定番ができてきた。
筆圧の弱い小5の花子は芯のやわらかいトンボがお気に入り。
小1の太郎も学校で2Bと指定があるので、同じトンボを使っている。

 

 

筆圧が強い小3の太郎は同じトンボの鉛筆ではボキボキと芯を折るので
三菱のBで芯を折らなくなった。

新しい鉛筆削りで削りながら、また太郎の漢字をチェックしなければ。
油断していると、ものすごい書き順で漢字を書いていて
「うそ!!」と驚きの余り声が出てしまった。

 

 

 

アメリカからプーさん

仲良しのインディアナ州からバースデーカードが届いた。

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くまのプーさん

マスキングテープで止められ、真ん中が膨らんでいて

どういうカード?と開けてみると、

ペーパーで包まれたピアスがでてきた。

 

 

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このピアスもくまのプーさん
か…かわいすぎて、私の年齢ではきついものが…と
一瞬、躊躇したけれど、耳につければ小さすぎて
「あっ!プーさん!」と気づかれなかった。
気づかれないと寂しいもので、
「これ、プーさん!プーよ、プー!」と、つい宣伝。

インディアナ州のパルの文章はいつもとてもフレンドリー。

May,Happy Birthday,Friend,
I wish I could be near you to take you to lunch for
your special day.
Maybe one day,we can look forword to that and
I know we'll achieve it someday.

(お誕生日おめでとう、メイ。
私が近くに住んでいたら特別な日にあなたをランチに
つれていくのに。
多分、私たちはいつかランチにいけるだろうし、
その日を楽しみにしましょ。)


っていうこのカード、病院で書いたらしい。
入院中かーい!!と、つい突っ込みそうになった。
ランチとか言っている場合じゃないけれど、
彼女は6月にいとこの結婚式出席のために遠くまで行くらしい。
「家族で旅行よ~」と書いてあったけれど…
まずは退院かと。。。

 

 

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花子と矯正

小5の花子は八重歯になりつつある。
以前から歯科医から顎が小さいことが指摘されていたけれど、
夫は小さい歯がぎっしりタイプなので、
花子も夫に似たら小さい歯がぎっしり、で歯並びも問題ない?と
様子をみてきたけれど、どうやら顎は夫で、歯は私に似たらしい。
結果、八重歯が左右に2本。

日本では「花子ちゃんの八重歯、かわいくていいじゃないの~」と
言われてしまうけれど、海外では八重歯はかわいい対象ではない。

アメリカのメル友に話すと、
”Braces are extremely common in America.
In America, crooked teeth are a sign of lower class status.”
(アメリカでは矯正はかなり一般的だよ。
悪い歯並びは低所得層のしるしだよ。)
と言われた。

歯並びが悪い相手と食事のマナーが悪い相手では、
歯並びの悪い相手のほうがデートでは敬遠されるほどのアメリカ。
さすが…。

娘の花子の場合、八重歯の矯正には2本の抜歯が必要で、
それはまだ一度も治療をしていない永久歯を2本抜歯する必要がある。
「健康な歯を歯並びのために抜く?意味わからん!!」と
11歳の花子は「ありえへん!!」の連呼。
えーっと八重歯は口腔環境を悪くさせ、虫歯になりやすいから
そういう意味でも矯正はいいらしいよ~と話すものの、
「じゃあ、虫歯になったら考える」と言われた。。。

ロンドンのパルに同じ話をすると、
”My sister had to have 4 teeth pulled when she was younger
because her jaw was too small for the number of teeth she had."
(私の妹も顎が小さくて若い特に4本抜歯しなければならなかったわ)
と教えてくれた。
4本…うちの花子が言われているよりさらに多い抜歯数。

正直…”健康な永久歯”を抜歯することにものすごく抵抗がある。
いま現在は、まだ永久歯が生えそろってないので、
もう少し様子を見ようと歯科で言われているけれど、
学校の歯科検診のたびに矯正の話題がでて数年、
もう少し悩むことになりそう。
花子は「地道に顎を広げるわ」とキシリトールガムをせっせと噛んでいる。

”I like her optimism, but I don't think bone growth works like that."
(私は花子の楽観主義、好きよ、
でも、骨はそんなにうまく成長しないと思うわ。)と
ロンドンのパルに言われたけれど、顎の成長に期待!

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『でんでんむしのかなしみ』

小学校での図書ボランティアとしてする読み聞かせ、
最初はネットで読み聞かせにおすすめの絵本をメモして
近くの市立図書館で借りたりしていたけれど、
そろそろ40冊以上の本を読み聞かせしてきた。

最近は図書室や図書館で「これ!」と私が気に入った絵本を
読むことが多い。
低学年が多いので、低学年受けしそうな絵本を選ぶことが多いけれど
久しぶりに学年を選ばない絵本を読んだ。

 

 

でんでんむしのかなしみ

でんでんむしのかなしみ

 

 『ごんぎつね』で有名な新見南吉だけれど、低学年は
『ごんぎつね』も知らなかった…。
私も初めて手に取ったこの絵本、なんだか大人の私の心も揺さぶった。
ある日、でんでんむしが自分の殻には悲しみがいっぱいつまっていて
もう生きていけない、と別のでんでんむしに相談する。
「僕の殻にも悲しみはつまってる」と別のでんでんむしも答え、
いろんなでんでんむしに聞いても、みんな答えは同じ。
それぞれに殻に悲しみがつまっている。

みんなそれぞれに問題を抱えている、
そう思うことが多い現在の私。
あぁ、そうだ、みんな悲しみを抱えながら生きているんだ、と
なんだかすとんと胸に落ちた。
救いのない『ごんぎつね』といい、この『でんでんむしのかなしみ』といい、
新見南吉の描く児童文学は”こども”への文学なのに
とても厳しい。ハッピーエンドなんかない。
これが現実だ!と見せ付けるような物語ばかりだけれど、
それは、こどもをまた別の人格として認めていたっていうことなのだろうなと
ふと思った。
面白い、笑える、楽しいだけの絵本を読み聞かせて
こどもたちの楽しい読書への入り口に、と思っていたけれど
私は知らず知らず、子どもたちの感受性を低く扱いすぎたのかもしれない、と
『でんでんむしのかなしみ』を図書室で初めて読んだときに思った。

れっきとした考える人格であり、鋭い感受性をもつこどもたちに
『でんでんむしのかなしみ』を読んだ。
いつものように低学年ばかりだったので、やっぱりむずかしすぎる?と
思いながら読んだけれど、意外に反応は悪くなかった。
それぞれに何か考えたのか、とても静かだった。
いまはなにもわからなくても、感じなくても、
ふとしたときに思い出す、
『でんでんむしのかなしみ』はそういう一冊だと思う。

 

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5月に雪?

コロラドのパルからメールがきた。
2日前に雪が降って、
こどもたちの小学校の運動会が中止になったらしい。

5月に雪?中止になるほど?
夫に話すと、「遅れたエイプリルフールちゃうか?」と。
あぁ、なるほど!と
「エイプリルフールじゃないよね?」と聞くと、
「本当よ!」と送られてきた画像がこれ。

f:id:bitter-chocolate3:20170521160058j:image

雪だ…その道路、凍結しているわ、と呆然。
いや、それ5月の気候?
コロラドは毎年5月はそんなもの?と驚くと、
やはり異常気象らしい。

その上、雹もすごかったのよ!とhail storms(雹の嵐)だった、
コロラドのパルが言う。
雹の嵐ねぇ…ちょっと、それはオーバー表現?と思ったら、
「本当よ!車の窓ガラスも割れたり、家の窓も!」と。
雹よね?雹でしょ?と半ば信じられないでいると、
彼女の友人のFacebookページが送られてきた。

本当に駐車場の車の窓ガラス割れてるし!!
隣の車も!
雹で?
雹の嵐の間に近所のがきんちょにやられたとかではなく?と
やっぱり信じられないくらいにびっくり。
車の窓ガラスを割るほどの雹が降るときに
外にいたら、頭痛そう・・・。

 

 

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巻き舌が得意な人

先日、図書ボランティアで学校に行き、
先生の怒声を聞いた。
図書室まで響いてくる怒声に一緒にボランティアしているママさんと
「なに先生???」とついドアから覗くと、
他教室のドアからも先生たちが同じように覗いていた。

「こら~!!!ええ加減にしろ!」と言っていたのだけれど、
もうびっくり。
そもそも覗かなくても声は十分に聞こえるわ、と気づき
私たちは覗くのをやめたのだけれど、
「すごかったね~」と言い合った。
ものすごく立派なRの巻き舌音。
日本語にはRの巻き舌発音がないからできないと聞くけれど、
ある。うまい人もいる!
前々から思っていたけれど、関西人はRの巻き舌音が得意だと思う。
「おらrrrrr!!!」っていうときのあのR。
あら、ご立派、と聞くたびに感心するわ~と一緒にいたママ友に語り、
「いや、感心するのはそこちゃう!」と言われた。

日本人が苦手だというRの発音、
スペイン語のときにもスペインのパルに「Strong R」(強いR)だとか
「Dry R」(乾いたR)だとかいろいろ発音指導され、
いや、日本人には無理!と思っていたけれど、
「おらrrrr」なんて立派な巻き舌で言えるあの先生も
なにかとあると「ごらrrr」と言う人たちも
きっと英語のR発音は得意なんだろうなぁ~と
先生の怒声を聞きながら思った。

私も真似して「おらrrr」と言ってみたけれど、
「おらっっっ」にしかならない。どうやってあのRするの???と
こどもたちから「おらrrr」の発音指導を受けるけれど、
できない。

びっくりするほどの怒声を聞いたけれど、あれも小学校では
日常茶飯事らしい。
先生が怒るに至った内容を聞いても、それであそこまで怒る?と
不思議なレベルで、
「先生、若いわね~。エネルギーが違うね!」とママ友と言い合った。
いや、しかし、立派な巻き舌発音だった。