ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

サイン違い

カナダのパルにあてた小包が届いたようで、
興奮を伝えたいからスカイプしましょ!と誘われて、
ちょっとスカイプ…のつもりが3時間。
彼女の夕飯料理から見せてもらいました。
夕飯がサッポロ一番、塩ラーメンとサラダでした。
スーパーで簡単に手に入る人気のラーメンらしい。
サッポロ一番、そんなにメジャーだったとは知らなかった。

うちの夫、麺の硬さにはかな~りうるさい。
うるさすぎて麺料理は私が放棄してかれこれ2,3年。
麺が食べたくなったら、夫に作ってもらう。
袋めんでも夫は妥協しません。

そんな夫に慣れ過ぎて、彼女がラーメン作ると聞き、
つい、「タイマーを準備して!」「2分半くらいで火は止めて」
あとは予熱があるから、と必死に言う。
なんせ時間との戦い!麺はのびる!と焦っている私を尻目に
彼女はラーメンが完成してから、サラダづくりを始めまして…
遠い日本で、ラーメンが伸びる~と思ったものです。
夫の麺へのこだわりを「うるさすぎ!」と思っていたのに
気付いたら、私が夫のように細かく言っていた。。。

カナダ宛ての小包はいまは税関が難しいと郵便局のHPでも出ていて、
”Non commercial"と加えたり、ケベック(フランス語のみ公用語)なので
フランス語の単語を調べて(郵便局には忘れていったけれど)、
EMSだとカナダに着いてからの配送業者に問題ありという記述を
ネットのあちこちで見かけて、スモールパッケージの書留にするべきか、
と悩みに悩んで、何もなしのスモールパッケージにした小包、
届いたようです!
よかった~。心配した割には、普通にメールボックスに入れてあったようで、
厚みがあると玄関先に放置、なんてこともよく聞くので、
どきどきしていたのだけれど、彼女の喜びが予想以上でした。

彼女の台所があまりにも美しくて(きれいとかではなく、整理整頓がされてて
清掃も完璧で、料理番組のセットみたい!)、
なんて美しいの!と私が言ったら、彼女は手のひらの上でもう片方の手を
ごしごし、…ごますりのサインまで知ってるの?!とびっくり。
「ごますり?」と聞くと、えっ?と。
「そんなつもりはなかったの、ごめんなさい。」と…
どうやら、私が彼女のことを”ごますり”と言ったと思ったようで、
いやいや、そうじゃなくて、さっきのサインは何?と聞いたら、
手のひらの上でゴシゴシと掃除のサインだったらしい。
…日本人の私にはごますりのサインに見えました。
サイン違いね!とわかったのだけれども、面白い間違い。
日本で掃除のサインは?と聞かれ、つい箒で掃くジェスチャーをした私、
・・・これって、一般的な日本の掃除のサインになるのかしら?
掃除=れれれのおじさん、みたいなジェスチャーをしてしまうんですが。

今度は、日本の台所を見せてね!と言われたのですが、
どっかに美しい日本の台所の写真はないものか。
我が家は散らかっていて、汚れていて、とても彼女には見せれません~。
きれい好きの夫に掃除してもらって、私が料理する前に撮影するしかない。
瞬間を狙わなくては!

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