今年、大学を卒業するパルが二人いる。
卒業式は秋くらいかと思っていたら、5月でした。
カナダの女子大生のパルもカレンダーの5月13日に赤丸をしていて、
誰かの誕生日?と聞いたら、「学期が終わる日!」と。
5月って、そういう季節なのだなぁ~と改めて思った。
アメリカの大学の卒業式、といえば、ガウンに帽子です!
私はガウンとつい日本語で思うけれど、アメリカのパルはローブ(robe)と
言っていた。別物?と聞いたら、「cap and gown」と呼ぶくらいで、
ガウンというらしい。コロラドの彼女の大学ではガウンと呼ぶけれど、
ローブが正しい、と。
「ガウンに帽子、もちろん着るの?是非、写真見せてね!」と言ったら、
「高いのよ。」と。
・・・高い?
「ガウンレンタル料100ドル」と。
100ドルって…1万円?!あれ、レンタルだったの?
数時間に1万円かぁ、足元見るなぁ、とびっくり。
「帽子とガウンで75ドル」らしい。
結局、彼女は「タッセルと帽子のキープ料40ドルを払い、
総額、卒業式にかかるお金は150ドルらしい。
15000円、高いんだろうか、安いんだろうか。
日本では大学の卒業式だったら女子学生は袴をレンタルして、
着付けしてもらって、ヘアメイクもしたら
5万円は超えるので、それを考えると安いことになるのかしら?
まぁ、私は袴を着ていないので、とアメリカのパルに言うと、
「何を着たの?」と聞かれた。
普通のスーツ。
写真があるかと聞かれ、がさごそと探しましたとも!
同じゼミの友人6人と写っている写真、私以外、みんな袴だった。。。
卒業式のとき、な~んも思わなかったけれど、
こんなに袴率高かったっけ?と今さらながら思った。
150ドル払っての卒業式、どうだった?と数日後に聞くと、
「座ってただけよ」と。
あれ?私が観たドラマや映画では、歩いてません?と聞くと、
「それは成績優秀者と何かすごいことをした一握りの学生だけ」らしい。
残りの学生は座って終了するようで、彼女の大学では座っていた人は400人、
歩いた人はたった10人。
って、歩いた人は卒業生の5%にも満たないの?!
すごい優秀なのね~・・・それか、寄付金?と私立なのでつい思ったり。
教師志望の彼女ですが、教師は卒業式を歩くのと同じように
狭き門のため、しばらくは金融業界で働くらしい、
どこも就職事情は同じらしい。