ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

誕生日の続き

第3部、中学校への報告。
「電話でしようか、また休みとって行かないといけないのかしら。」と
友人が警察署の帰りにストレスいっぱいの声で言った。
「今日は私の誕生日ですから、最後まで付き合うよ」と話し、
そのまま中学校へ行くことになった。
アポなし訪問のため、先生がいなかったらどうする?となった。
1人もいないってことはないだろうけれど、
「待ちますけど!18時まででも!誕生日だし!」と腹をくくる。

中学校のトラブルは当事者間で解決してほしい、
学校は場所を提供するだけ、という学校のスタンスの結果、
らちのあかない話し合いを1か月重ね、
という経緯を聞いているので、
すでに私も戦闘態勢の上に今日は誕生日!ということで、
「今日はリミッターが解除されているから!」と友人にも告知。

花子が中学生だった3年間、溜めてきたいろいろもあったので、
もう止まらない。
「当事者間で話し合いをしてほしいというのはわかりますが、
その交渉が平行線をたどっているのに、何度も交渉の日を決めるのは
誰にとっても時間の無駄だとは思わないのですか?」って、
”言葉を選んで”言ったつもりの一言目で、学年主任の背筋が伸びた。

「学校としては精いっぱいのことをした。
今後の方針は管理職も含めて検討したところです。」
という話だった。
でも、それって、職員室内での話で保護者にはわかりませんよね?
こういうトラブルはどこの中学校でもあると思うけれど、
それを情報発信していかない限りは保護者も気づかず、
第2、第3のトラブルや犠牲者を生むだけでは?
学校のポリシーを考え直したというのなら、それを保護者に向けて
学校だよりなどで情報発信しないと残念な気がしますよ、
と言うと、”残念”って、あんた!!
みたいな驚きの顔で隣の友人が私を見た。
・・・言葉選んで”残念”だよ。
”意味がない”と言いたいのを我慢したんですけれど。

学校で話し合いの場を提供し、交渉決裂して、
学校の対応に限界を感じて警察へ相談、
この一連の流れは学校では失敗ケースととらえているんですか?
それとも成功ケースになっているんですか?
同じようなトラブルには同じように対応されるご予定ですか?
とも聞いた。
”失敗”って、あんた!!という顔でまた友人が見てくる。
言葉を選んでも、出てきた言葉は”失敗”だよ。
私の言葉に友人は口をあんぐりさせ、学年主任の背筋が伸びる。
今日はリミッターが解除されているので、
「ちょっと疑問なのですが」と学校の姿勢への素朴な疑問をすべて
ぶつけて、もっとこうしてくれたらありがたいのに、と
保護者の一人として思うこともはっきり伝えた。

学校が出すと明言したお便りが楽しみ。
見開きA3かしら?!A4裏表?と友人が期待していたけれど…
「保護者の方がご来校されました。」という一文だけかもよ…
と、中学校への期待値が低い私は思ったり。

友人は年々、「言いたいことが言えるようになってきた」らしく
年をとるのも悪くないと思うようになったらしい。
「私は逆に高校時代の友人に丸くなったわねと言われる」
と話すと、「あんた…前はどんだけ…」と驚かれた。