ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

タイプライター

ペンパル、文通を希望する人たちの多くは、
タイプされた文字より人柄がより表れる手書き文字を好む。
もちろん私もその一人。
急いで書いた文字、小躍りしそうな文字、アルファベットでも
ひらがなでも漢字でも、やっぱり手書きよね~、
タイプライターなんて味気ないわ!と。


そんな中、うちに最初にきたアメリカからの手紙。
eメールやチャットで、何度か
「手書きがいいの?タイプじゃなくて?」と何度も確認され、
そのたびに「手書きが好きよ。大変なら、タイプしてもいいよ~」と
答えてました。

彼女の手紙には「もし、あなたが希望するなら、次からタイプするわよ」と
書かれてました。「ええ、お願いします!!」とつい言ってしまいそうな
すんごい癖字でした。
「あまりにもユニークな文字すぎて読めない」と書いていいのか、
「やっぱりタイプが好きかも?」なんて白々しい?
あぁ、なんといってタイプライターでお願いしようか…と
考えつつ、何度も読み返した彼女からの手紙。

最初は全く読めなかったのに、慣れてきて(慣れるって、すごい。。。)
ふつうに読めるようになってきた。
そうすると、文面から浮かぶものは、
メールやチャットで感じたときと変わらない、
いやそれ以上の彼女の温かさ、人柄のよさ。
私より5つほど上で、シングルマザーで、毎日が大変ながらに
子どもへの愛情って、共通だなぁ~と改めて思ったり。
気がつくと、「あなたが好きなほうを選んで。私はどちらでも構わない」と
書いていました。


彼女の誕生日に届いたセカンドレター。
バースデーカードも一緒に入れ、また早く彼女の元へ届くといいなぁ。