ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

エイプリルフールの余波

アメリカのパルが離婚する準備にとりかかっている。別居し、弁護士に相談し、その州では離婚までの別居に12か月必要らしい。アメリカはそうなのね、と他の州のパルに話すと「私の州は違うわよ!知り合いにも離婚した人がいるけれど、別居が12か月必要ではな…

今年の発表会

こどもたちのピアノ発表会があった。10日前から高2の娘の体調不良が続いた。日中は元気なのに夕方から39度の高熱が続くこと3日、かかりつけ医を受診し、抗生物質をもらう。3日経ても状況が変わらないため再受診し、ついでに血液検査…で意識を失い、脱水もあ…

生後4か月

生後4か月の子犬、18キロ超え。重すぎる…。こどものときに柴犬のミックス、つまり雑種を飼っていたので犬のことなら知っている!と思っていた。いま、我が家にはバーニーズ・マウンテン・ドッグという犬種がいる。「日本犬ではないのね」としみじみ思う。例…

ジェンダー?

ブラジャーはフェミニズムを刺激する気がする。正確には女性の下着が刺激するのだろうか。かの有名なウーマンリブもブラジャーのイメージが大きい。大学時代の社会学の女性教授はいつもノーブラだった。ふんわりとしたボディラインのわからない服を着ていた…

現実は重い

「市議会議員選挙に立候補することに決めた!」と国内外の友人たちに決意表明をした。 「今年はひねりがないわね」「まあまあね」という明らかにすぐにエイプリルフールがばれた友人たちや「向いていると思う!応援します!」「○○病院の理事長に知り合いがい…

「ヘルプがいりますか?」

時制が…動詞の位置が…ときっちりと訳す人がいる。私はいつも感覚で訳してしまう。それで問題なくきてしまっているので、たまに「どういうこと?!」と和訳の迷路になってしまう。 今回もそんな話。アメリカのパルから手紙が来た。誰とは言わないけれど、アメ…

人生の総量

「人生の悲しいことの総量は決まっている」と学生時代、先生の誰かが言っていた。「この年になるとわかるのよ」という言葉に妙な説得力があった。いつしか私も信じるようになり、良いことや幸福が続くと警戒し、悪いことが起きると、人生の総量の悪いことを…

『おやじはニーチェー認知症の父と過ごした436日-』

新聞の書評で紹介されていた本に目が留まった。『おやじはニーチェー認知症の父と過ごした436日-』 おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日― 作者:高橋秀実 新潮社 Amazon 認知症の父が哲学者のニーチェのように哲学的なことを語る、そう予想した。…

任務完了!

卒業式が無事に終わった。卒業生の末っ子よりも、謝辞を読む私のほうが緊張して当日を迎えた。3時起き…。推敲に推敲を重ね、読む文章ならば問題なくても聞く場合には意味がわかりにくいかもしれない、と思われるような箇所なども修正し、何度も音読し、自分…

お菊さん

ロンドンのパルからメッセージが来た。”I recieved a postcard in Japanese, and I am having a tiny bit of trouble understanding a little bit of it.Do you think you might be able to take a look for me?”(日本語のポストカードを受け取ったのだけれ…

ペルソナ・ノン・グラータ

「友達の友達は友達?」と聞かれたら、どう答えるのだろうか。私の場合、「友達の友達は友達!価値観の合う人が友達のことが多いから、その友達も友達になれる!きっと同じような価値観だから。」と思っている。いまでも、大きく外れたことはない。 同じよう…

腕時計の修理

結婚10周年に買ったシチズンのXC(クロスシー)が壊れた。海外旅行に行った時も時間合わせがとても楽で気に入っていた。高校生の娘に半年ほど貸していたものの、雑な使われ方に回収。娘は安い時計に。クロスシーは分不相応だったようです。 しばらく鞄の底…

ジョーク

ロンドンのパルと話をしていた時、知り合いの話になった。友人にはなれない、と思うその理由、「彼女、風見鶏なのよ。」と、そのまま英語に訳した。weathercock:風見鶏 ”What?”(なんだって?!)と聞かれて、あら、”風見鶏”って通じないのね!と初めて知…

『ユーモアは最強の武器である』

謝辞がほぼ完成した。今回の謝辞もどうしても入れたい!”ユーモア”を。「なぜ、そんなにジョークやユーモアを入れたい?」と夫や友人たちに聞かれる。それは、私がスピーチを聞くときも楽しみたいと思っているから。できれば、面白いスピーチを聞かせてほし…

原稿作成

謝辞をずっと考えている。いろんな人がとても有意義なアドバイスをいろいろとくれる。「思ったことを素直な気持ちで書けばいいのよ。一番に思いつくのは?」「せいせいします!」と最初に思いついた正直な気持ちを言うと、「・・・それは、謝辞に使えないわ…

NHKの番組

NHK『インタビュー ここから 青木さやか』を観た。NHKのアナウンサーと青木さやかの二人による語りがほぼ、の番組なのだけれど、そのインタビューを見て、こういうカウンセリングを私もしてほしい!と思ってしまった。インタビューよりもカウンセリングに近…

各国の先生事情

「先生への尊敬の念が失われている」「親がしつけのすべてを学校に投げる」と日本でも現役や元教員の友人、知人から耳にタコで聞いてきた。でも、この話は日本だけではないようで、ドイツの現役教師のパルも「こどもたちのマナーがひどい」と愚痴ることがあ…

『無人島のふたりー120日以上生きなくちゃ日記』

久しぶりの山本文緒。学生時代にはお気に入りの作家だった気がするけれど新刊がでても読まなくなっていた。そんな彼女が癌で亡くなったことを知った時、あの若さで?!と衝撃を受けた一人。いつでもまた読みたいと思った時には読めると思っていた。 『無人島…

高齢化

女子高生の娘に「最近は映画の主人公まで高齢化してない?」と私が観ていた映画について言われた。観ている私の年齢が上がってきていて、恋愛だけの映画に胸がときめかなくなったから、な気もする。そう思いつつ、いや、やっぱり映画も高齢化しつつある?と…

もう新刊は出ない

”永井路子逝去”のニュースに衝撃を受けた。そうか、もう新作はでないのか…と思いつつ、最後に読んだ新作が何だったかは覚えていない。祖母と母が永井路子が好きだったようで、本棚には永井路子が並んでいて、読む本がなくなると読んでいた。 『一豊の妻』や…

ボディブロー

地味にショックを受けていたらしい。ボディブローのようにじわじわと効いてきていた。スイスのパルに「あなたって、日本社会では規格外だから」という言葉。いやいや、あなた日本人を知らないじゃん!と言いたいところですが、彼女の成人したこどもたちは日…

『ボトルネック』

『ボトルネック』 ボトルネック(新潮文庫) 作者:米澤 穂信 新潮社 Amazon 久しぶりに日本の小説を読もうと思った。なにかで読んだあらすじにとても興味を持った。そこで紹介されたあらすじはこんな感じだった。 友人の弔いに東尋坊を訪れ、そこでタイムリ…

『老後とピアノ』

大人になってからピアノに手を出す人の本に惹かれる。『やくざときどきピアノ』はピアノを弾いたこともないやくざ専門ルポライターの手に汗握るピアノ練習日記だった。 ヤクザときどきピアノ 作者:鈴木 智彦 CCCメディアハウス Amazon 『老後とピアノ』 老後…

甘噛み

子犬がきて1週間。獣医師による診察を受け、まさかの”痩せ”と診断された。あばら骨が触ってわかるのは痩せすぎです、と。動物病院には痩せ、痩せ気味、標準、肥満気味、肥満、と5段階がわかる毛皮のサンプルが置いてあってそれを触らせてくれた。それ…売って…

規格外

ボランティアの話をいろいろと書いていたので各国のパルたちから返事が来始めた。以前は、ドイツの人ってこういう考え方をするのか…やアメリカ人らしい発想~という感想を抱いていた気がするけれど、最近は、”彼女らしい”と国籍に関係なく思うことが多い。 …

動物病院選び

動物病院へ行ってみた! 住んでいる場所が都会だとは思わないけれど、いや、田舎だからなのか、動物病院が山ほどある!歯医者並みにあるんじゃないか?と思ったほど。家から30分圏内で…と考えると20軒以上。そうなると、今度はどう選ぼうか悩む。 動物病院は…

我が家に犬がやってきた!

"Mr. & Mrs. Yamanaka are delighted to announce the safe arrive of their new baby, Teddy"(山中夫妻は彼らの赤ん坊、テディの安全な到着を喜んでお伝えします)という一文をロンドンのパルに送った。ロイヤルベビー誕生の文章を真似て。彼女はすぐにわ…

『ある行旅死亡人の物語』

どこで読んだのかわからないけれど、見慣れない単語に目が釘付けになった。”行旅死亡人”、(こうりょしぼうにん)初めて見たキーワードだったけれど、きっと旅先で見つかった身元不明者なんだろうなぁ、というところまでは想像できた。 では、その行旅死亡人…

『高学歴親という病』

高学歴親、に多分、私もなる。きっとぎりぎりの末席くらいには入れてもらえるはず。そういう高学歴親の教育あるあるが書かれている本を読んだ。『高学歴親という病』 高学歴親という病 (講談社+α新書) 作者:成田奈緒子 講談社 Amazon この本を手に取ろうと…

褒められたのは誰?

ここ数日、英検準1級のライティング対策で英語で小論文を頑張っていた。Grammarlyで文法の問題点を見つけてもらったり、(すごい量の問題点が指摘されて、憂鬱になる)ロンドンのパルに見てもらったり…自分でも考えてみたり…としたけれど、英作文はやっぱり…